シニアに必要なスキル

シニア(=自分)のQOLを向上させるソリューションを構想中です。
平凡な会社員が、自分や同世代のために定年後も楽しく元気に生活できる世界の実現を目指しています。

シニアは気づき力で勝負!?

年功序列で守られてきた地位が、いつの間にか無くなっている。
なぜそうなったのか、考える暇もなくその状態に陥っているのです。
会社の指示通りに仕事をこなした人ほどその様に感じてしまうのではないでしょうか。
 そして思うのは、自分のスキル=シニアのスキルとは何かです。
正直、技術スキルは、今の時代には通用しない様に感じてしまいます。
IT企業では、技術スキルが中心で、部署によってはITの技術以外には注目していません。 年齢を重ねると、IT技術にはついて行くのが難しくなる人も多いと思います。 どうしても若い人の方が有利になります。

その一方で、お客様が具体化した課題を解決する部署でも、実はお客様の課題に対する気づきや、提案が求められてます。
お客様の業務の知見・提案力がない部署では、顧客の満足度が低くなるという状況になっています。
お客様の相談に対応してきたシニアメンバーであれば、「気づく力」をは持っていると思いますが、認知・起用される事は少なく、機会損失が発生しています。 会社内でも言語化されていないままで、スキルとして認知されまていません。
本来は、この様な埋もれてしまう力を明確にして人材の活用ができれ良いのですが、現実的には出来ていないと思います。
日本の企業では、同じような事が起きていると思います。
ともあれ、今は会社ではなく自分自身のための活動にフォーカスします。
定年は、いままでできなかった自己の理解の時なのかもしれません。

シニア向けのスキルの考え方(提案)

シニアが本当に必要なのは、ビジネススキルの前に 
・自己の理解力
・適応力
・課題の発見力
なのではないでしょうか。

自己の理解は、シニアには重要で不可欠なスキルだと思います。
自分を理解して、これまでの経験をベースを活かしつつ、今の世の中で活動するためのマインドセットに変えていく必要があります。
定年前のままのマインドでは、壁にぶつかる事になると思います。
「自分は、正しい。」のではなく、「自分の意見、他者の意見」が認識できるかどうかで、この先のQOLが大きく変わると確信しています。

次に適応力です。
新しいマインドセットに変えて、自分の行動を客観的に見つめて、自分に必要なスキルを取得いたり、古い常識を捨てたりする柔軟な適応能力が求められます。
どうしても過去の成功体験に囚われると、動きが取れなくなります。
これは自己否定の部分もあり苦しい体験になると思います。
(自分も今覚悟を決めなければなりません。 他人事ではないので)

そして、気づきです。
シニア以外でも、重要な要素ではありますが、シニアには経験からいち早く気づき、行動できる事が求められます。
ビジネスだけではなく、あらゆる場面ではシニアだから気づく事はあると思います。 技術力などは、なかなか維持はできませんが、この気づく力は、向上させることができるはずです。

シニアとして自己を理解し変化に気づく事が、シニアの未来・QOLをよくする要素だと思います。
今後はAIを活用したフラットな世界になり「管理能力」がそれほど重要ではなくなると思います。
これまで言語化されなかったスキルを言語化していきます。
今後のシニアは、スピードアップや、自動化で忘れられつつある、顧客の事を思ったUI、UX、日本の精神の下支えで力を発揮する人材です。
シニアの気づき・知恵を最新の技術を使って、社会に貢献できる事。
それが可能になる社会にしていきたい。

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