再就職の難易度が上がってる!?

シニア(=自分)のQOLを向上させるソリューションを構想中です。
平凡な会社員が、自分や同世代のために定年(=働き方の転機)後も楽しく元気に生活できる世界の実現を目指しています。

定年後の仕事について

セカンドライフにおける必要な仕事と老後の資金の話です。
日本生命は2022年9月に 日精インターネットアンケート セカンドライフについてを公開しました。
サンプル数は、全世代 10,956名、60歳以上3,205名(28.3%)。
まず、仕事以外の事をしたい人は 60代 40%、70代~ 41.3% です。
ちなみに 20代以下が、52.5%と最も多く、30代(45.2%)、40代(41.4%)、50代(35.2%)と徐々に下がって行き、60代以降に40%と再び上昇します。

定年後も働き続けたい人は、52.5%
”今の会社で働き続けたい”と言う人は、20代(27.5%)~ 70代(52.2%)に徐々に増加します。 慣れた仕事を続ける方が上手く行くからなのと、変化しなくて良い手軽さがあるのでしょう。 言われてみればそう思います。
”同業種の他社で仕事をしたい人”は、50代以下は7~8%、60代以降は 4.5以下と若干低い程度です。
”異業種への転職をしたい人”は、~50代まで 13~15%で、60代以降は、7%以下になります。
ちなみに (2022年6月1日~2023年5月31日)379,120人の内、87.1%(330,231人)が継続雇用を選択しています。
毎年定年者数38万人の約60% 22万人が、シニアの再就職にチャレンジしていることになります。
また、働くのは、長くても69歳までの考えの様です。

老後の必要な資金額4,271万円

必要な老後の資金について、60代は 4,271万円(2022年平均)で、物価高騰を受けて去年より477万円増加した様です。
60代でこの金額の80%以上を持っている人は、25%程度となっており、十分に資金を持っていないと考える人は、75%と言う事になり、就業の必要性はまだ大きいと言えそうです。
資産形成の方法は、全世代で 約60%が銀行・預金であり、37%が保険であり、日本特有の状況ではないでしょうか。
60代となると、さすがに保険での資金形成は31%と下がります。
株式・債権は 28.8%、投資信託 は21%程度とと続きます。
その他の資産形成は、数%にとどまります。
殆どの方は、年金以外の収入は確保できていないため、就職が必要だったりします。
生成AIで職業が無くなって行く中で、シニアを仕事を確保する事は従来よりずっとハードルが上がった様に思います。

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