人材育成(3) 日本語ちゃんと書ける?

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えー、おまえもかあ!

この記事を読んで頂きありがとうございます。
前回「リスキリングだけじゃなくて、組織の風土も変えないと行けないレベルです。 偉いこっちゃでー。」 って、書きましたが、どうやら 一組織、一企業の事ではなさそうです。
実は、日本の企業全体に言える事なのだそうです。

「コンサル脳を鍛える」中村健太郎著 を読み、その事を知りました。
実は、noteに、こんな事を書いて恥ずかしいと思っていました。
しかし、この本によると、日本の企業の多くのビジネスマンが、日本語をちゃんと書けないのだそうです。 えっ、えーーー!
凄い衝撃でした。 うっそー!
だから、日本語をちゃんと書ける人材=コンサルが高く評価されるのだそうです。 もちろん、知識を多くもっている事もあるのですが、、

この本によると、上場会社の役員にも、ちゃんとした日本語が書けない人が多いと言うから、また驚きです。
文章の書き出しから、途中、最後に渡って、主語が変わるのです。
しかも、結論がない。 なにが言いたいの? って言う事。
そういえば、これって、よく見る文章ですよね。
だらだら話す人だけじゃないですね。

社内文書でも、よく「なんだこれ? 何が言いたいんだ?」 意味がどうとでも取れる文章があります。 よくあります。
これが、社内教育のテスト問題だと、最悪です。
正しいのやら、間違っているのやら、主語がはっきりしないので、どの様にでも取れるのです。
書く人の思い込み、常識、それとも 何でしょうねえ。 

ある社内のテストで、「これはどういう意味?」と思う設問が、4問もありました。 この時は、本当に悩みました。
オンラインテストなので、チェックして”回答”のボタンを押すと、”不合格”がでます。 どう組わせても不合格なのです。
お手上げです。 本当に分からない。
さじを投げて、「これは分からない。 どういう意味なの?」と、聞くと、その担当者は、考える事無く答えられるのです。
これも不思議なので、「どうとでも意味が取れるよ。 これをテストの問題と出すのは、おかしいよ。」と言っても、分かってくれません。
不思議な事に、だれも注意しないし、しかも大勢が何となくできちゃうんです。
未だに、なぜ 違和感なく回答ができるのか、不思議で仕方ありません。
感覚的に書いていて、感覚的に理解しているのでしょう。 たぶん。
仲間内だから分かるのかもしれません。
ビジネスとしては、アウトなんですが、なぜ他の人が分からないかも分からない様です。

これだから、トラブルが起こるでしょう。
自分は人材育成を企画中に、この本を読んでしまったのです。
とてもラッキーだと思った反面、もしかしたら、めちゃくちゃ面倒な事をやろうとしているのかもしれないと思いました。
これを乗り越えないと、会社の明日はないかもしれません。
(何年も掛かりそうな気もして、雇用延長の身でやりたくないなあ。 って誰かが言いそうやね。 知らんけど)

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