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父母会の役員決めについて、幼稚園と保育園を経験した私が思うこと。

入園を控えている方は、4月以降のお話だと思いますが、在園児は進級をする3ヶ月前、つまり年始以降に父母会役員決めが始まります。

第一子は保育園に5年間預け、第二子は保育園2年、幼稚園に現在1年預けています。そんな私が思う、父母会の役員決めについて少しお話したいと思います。

こんなに違うのか?幼稚園と保育園の役員の決め方!

初めて子供を預けたのは保育園だったので、保育園のルールが主体となってしまっていた私。1歳児から預けた保育園はまず一回目の保護者会で父母会の役員決めを行います。ワーキングママが多いので、自ら手を挙げる人は非常に少ない。自ら手を挙げるのは、“在園児”のママさん。

なぜなら、早くなった方があとあと楽だから。ここは幼稚園も共通ルールのはずです。年中以降から役員の出番が多くなります。イベントの幹事・会計係・そして会長・副会長。その面倒臭さを知っている在園児のママさんはとっととなっちゃいます。

1.保育園の役員決め方法

まず立候補がいないか確認をし、複数いた場合、もしくは誰も候補者がいなかった場合は、平等にじゃんけんやくじ決めの運まかせです。私は5年間これでやってきました。ほとんどの保育園はこの決め方ではないでしょうか。

2.幼稚園の役員決め方法

まずは立候補がないかを確認します。ここまでは保育園と一緒ですね。問題はその後なんです。これも幼稚園によりますが、友人に聞いたところ大体一緒でした。複数候補者がでた場合、もしくは誰も候補者がいなかった場合は、まず話合いの場が設けられます。問題はここからなんですよ。“なぜなりたいのか?”“なんでできないのか?”をプレゼンみたいなことをします。

そしてびっくりした優遇条件

まず、小さなお子さんがいる場合は、入園させた時に下の子で役員になりますという口約束で免除されます。あとは上の子のPTAをやる予定という予定でも免除されます。そして免除しにくいのが“働いていること”らしいのです。心の中で思わずでた「えーーーーー?」ですよ。口約束の免除が出来てワーキングママにはみんな理解しないのかと、驚きました。

その話を聞いた時に、私は思わず「それっておかしくないですか?」と言ってしまいました。みんなそれぞれやりたくない理由はあるはずなのに、よくわからない暗黙のルールが存在していることに驚愕しました。

なんで違うんだろう?

深く考えない様にしていたんですが、なんだろうこのモヤモヤは・・・と思い、保育園と幼稚園の役員決めの違いについてちょっと自分なりに考えてみました。あくまでも個人の見解ですよ?

保育園は多忙ママのために、スピーディーにそして平等に!

これに尽きるのかなと思いました。みんなが文句言わないように、くじ引き!あみだくじ!じゃんけん!これで決まり!というなんともさばさばしたスタイル。私はこっちに慣れてました。

幼稚園はひとつの組織のようにじっくりと話し合い、そして文化になる。

幼稚園の中で、ひとつの組織が出来上がっている感じで、歴代のママのルールが暗黙のルールになって、違和感すら感じない。それが文化なんだ!と当たり前のように突き付けてきます。あたかもここが会社かのように。

どのやり方が正解なのかは、人それぞれ、園それぞれ

いろいろな会社にルールがあるように、保育園・幼稚園それぞれにルールがあります。“郷に入っては郷に従え”とはよく言いますが、確かにそれも重要だと思います。ただ、幼稚園もこども園が増えてきてワーキングママも多くなってきているので、その“暗黙のルール”とやらはぜひとも見直したほうがいんじゃないかなと思いました。あまりにも偏っているルールだったので。

みなさんの保育園・幼稚園の役員決めはどうでしょうか?「あるある~!」というかたもいれば、園によって父母会すらないところもあるかもしれませんね。どんなとこでも常に“改革”は必要なんだなと思った次第です。

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