銀行で新設される手数料には何がある?
こんにちは。東京都練馬区で活動をしているファイナンシャルプランナー(FP)の佐藤彰です。
今年から銀行で新たに課される手数料があるのはご存じでしょうか?
今回はこの手数料について書いてみたいと思います。
新たにかかる銀行の手数料
ちょうど、ゆうちょ銀行で昨日1月17日から新設の手数料が課されるようになりました。
種類はいくつかありますが、おおまかに要点をまとめると、現金を利用すると、余計な手数料がかかるようになりました。
例えば、窓口や ATM における各種払込みサービスのご利用にあたって、現金でお支払いの場合には、1 件ごとに料金 110 円が加算されます。
また、お金を預けるまたは、払い戻すときに硬貨を利用する場合には手数料がかかるようになります。
詳細はゆうちょ銀行ホームページをご参照ください。
メガバンクなど従来型の対面型銀行の中でも、最近は口座開設した際に通帳を発行すると、手数料がかかる銀行が出てきています。
また、口座開設後、長期間利用しない状態が続くと、口座維持手数料がかかる銀行もあります。
なぜ今まで無料のサービスが有料になるのか?
いろんな観点がありますが、1つのポイントは経費削減です。
銀行はサービス提供にコストがかかっています。今まで無料でも海外ではそもそも有料で提供しているサービスもあり、見方によっては今の状態が「普通」ということもできるかもしれません。
問題はなぜそれを今やるかですが、これが経費削減です。
金融業界の中でも銀行に焦点を当てれば、金利低下で本業の融資業務では稼ぎにくくなっています。それにコロナが拍車をかけ、店舗を持つリスクも経営上増しているのが実情です。
銀行に勤務する知人も最近の銀行は積極的に利益を上げるというより、コストカットで利益を出していると話していました。
そして、こういうタイミングで店舗を持たない新銀行も誕生しています。
上記記事にもコスト削減でのサービス提供について書かれています。
金融サービスを利用する側もこういった情報には目を向けておいた方がいいでしょう。そして、今まで無料の金融サービスは本来無料ではないくらいの感覚ももしかしたら必要なのかもしれません。
2022年元旦から連続100日更新に挑戦中!
スキやフォローなど応援していただければ嬉しいです。
サポートありがとうございます✨みなさんに支えていただき、今日も記事を書けています!いただいた資金は、今後の金融教育の活動資金に充てさせていただきますね📚