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転職活動を始める時に行うべき3つの事-Part.1-

こんにちは。
今日は僕がこれまでのキャリアの中で多くの時間を向き合ってきた「転職活動」に焦点を当てて、お話をしたいなと思っています。

先に結論からお伝えできればと思いますが、

1. 現職の退職理由を論理的に説明できるようにする
2. 転職活動においての軸(優先順位)をつくる
3. 自身の価値観(好き嫌い)を言語化する

の3つが、個人的には重要(もっというと、納得できる転職活動を全うする上で重要)と思っています。一つ一つそう思っている理由と考えた方が良いポイントについて書かせてもらいますが、今回は1つ目について書いていければと思っています。

・・・

1. 現職の退職理由を論理的に説明できるようにする

ここの文章の中での"論理的"にというのが重要と思っています。説明できた方が良いのねっていうのは当たり前なんですが、内部環境にいた方でないとわからない事情や事象を排除した上で、「確かに、だったら転職活動で外部環境に目を向けるのもありだよね」と思ってもらう必要があるわけで、中々にこれって言うのは簡単ですが、言語化するのには時間がかかるかと思います。

転職支援をしている時によくあった退職理由が、

●過度な残業時間が恒常的にある状態が辛い
●扱っているサービスに関心がもてない
●人間関係の問題を解消したい

と言ったようなことですが、もう1つ2つ深掘りをしていく必要があると思います。

●過度な残業時間が恒常的にある状態が辛い
分かります、残業ってしたくてするもんじゃないですもんね。。
ただ、ここで考えるべきは、
・自分の働き方(効率≒生産性)に問題はないか
・自分の働きかけ(協調力・巻き込み力)に問題はないか
の2点かなと。

自分の知識、経験が足りていないことで生産性が低く、在籍企業にとって価値のある労働を提供できていないパターンを考える必要があります。

「自分のやり方に固執して、成果が出ている方のやり方や進め方を受け入れず、結果時間と労力がかかるが成果が上がらない人」
「標準化できればチーム全員で作業が分担できるところを属人化させてしまい結果自分でやらないといけなくなってしまう状態を自分で作っている人」

こういったことを客観的に判断し、何故残業時間が恒常的に発生してしまっているのかを、第三者が聞いても納得できるように深掘りしていくことが重要です。

●扱っているサービスに関心がもてない
大事ですよね、できれば誰しも好きなサービスを扱いたい!
その上でここで考えるべきは、上記に答えが1つ出ていますが、
・関心があるサービスは何?それは何故?
・関心の有無と、サービスを提供する事の関係性は?
の2点について考える必要があるかなと。

そもそも、関心がないから辞めたいって、筋通ってるんでしたっけ?というところ。そして、関心持てないっていうなら何だったら関心持てるのよってところ。ここら辺が考えられていないと、転職活動時において面接官の方からは「結局隣の芝生が青く見えてるだけなんじゃないの?」という結論で見られてしまうかもしれません。

良いんです!自分の限られた人生なんで、好きなサービスを扱いたいというのは当然の欲求だし、それはあなたに与えられた権利です!
ただ、その権利を行使するためにも、「雇用されている」ということを正しく・フラットに認識する必要があります。

●人間関係の問題を解消したい
そりゃあそうです、嫌いな人となんて、一瞬たりとも一緒にいたくないですね。でも、考えないといけないのは、
・組織=人。人間関係の問題はどの組織にも必ずある
の1点です。

人間関係で退職する人は、たいてい次の職場でも人間関係で不満を抱えるケースが多いです。単純に現状からの脱却を図りたいという一心で、いろんなことを見繕って抜け出しても、次の職場で苦しむことになるのはあなた自身です。

なので、ここでもう1つ深掘りをして欲しいのは、今の人間関係は自分の価値観や大事にしたいどの部分とのミスマッチが大きくて、解消がし難い状態なのかというのを、きちんと言語化をすることかなと。
面接官等との対外的に説明をする時もそうですし、前述のように同じ理由での転職を繰り返すことになってしまい、キャリア的にもよろしくないというところから、ここは論理的に説明できるようになっておきたいところですね。

この様に、
・今考えている退職理由を抽象度を上げて考えてみること
・他の環境において同じことが起きる可能性はないのか?という視野を広げて考えてみること

この2つが、納得できる転職活動を全うする上で大事になってくる1つ目「1. 現職の退職理由を論理的に説明できるようにする」のポイントかと思います。

・・・

今回は、転職活動を始める時に行うべき3つの事(Part.1)ということで、大事だと思う3つの事の中の「1. 現職の退職理由を論理的に説明できるようにする」について、記載をさせてもらいました。

次回は冒頭に記載をした2つ目の内容について記載をしていきます!

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