転職活動を始める時に行うべき3つの事-Part.3-
こんにちは。
前々回からの連続物となってます「転職活動を始める時に行うべき3つの事」ですが、今回は、Part.3ということで3つ目の行うべき事についてまとめていければと思っています。
過去2回の投稿で、行うべき3つの事に関しての結論と、1つ目・2つ目の詳細に関しては書かせていただいていますので、確認されていない場合はチェックをお願いいたします。
今回は、最後の3つ目こちらですね。
3. 自身の価値観(好き嫌い)を言語化する
こちらについて書いていければと思います!
・・・
個人的には、今回の3つ目が最も重要なんじゃないかと思っているんです。
自分自身も転職をしていろんな職場で就業をしたり、当然転職支援をする中で多くの企業の内情も知ったりするのですが、どの会社でも楽しく働いている人や幸せに働いている人と、不満を多く持つ人がいる訳です。
Aさんは100%、「これ以上良い会社はないはず」と思っていても、ランチで会社の文句をいうBさんがいる訳です。
で、結局何が言いたいのかというと、自分にとっての理想が相手や他人にとっての理想と思ってはいけないという事なんです。
だからこそ、自身の価値観を言語化できる様になって、
「私は、こういう価値観だから、あなたの会社の〇〇が良いと思っている」
「私は、こういう価値観だから、この事業の▲▲で貢献できると思う」
という話が意味がでてくるんです。
結構前に、この価値観というところに焦点を当ててnoteを書いていて、何故会社が価値観を重要視するのかというところについて纏めています。
価値観と価値という部分について考察をしています。
少し遠回りしてしまいましたが、何で価値観を言語化できないといけないのかというところ、もう少し上記noteでの内容も踏まえてお伝えすると、
「多くの企業は、中途で入社する人に同質性(同じ価値観や近い価値観)を求めている」
からという認識をしてもらえればと思います。
当然上記に当てはまらない企業もあったりするんですが、ほとんどの企業は、選考プロセスの中で、意識しているかしていないかは別にして、スキルの他に"この人はどういう物の考え方をしているのか"ということを、いろんな質問や例を出して聞き出そうとしてきます。
そして、その人の考え方が"自社の考え方( ≒ 風土・社風 という言葉に置き換わります)にマッチしているのか"という所を判断しています。
ここまで来るとわかるかと思うんですが、マッチしているか判断するためには、価値観を開示しないとそもそも判断ができないという事です。更にいうと価値観が言語化できていないと開示も出来ないと。
なので、今回の主題に戻ってきます、転職活動を始めるタイミングで自身の価値観を言語化しておきましょうという話になります。
頭の良い方や、自身の事を少し捻くれていると感じる人なんかは、以下も思い浮かぶのではないでしょうか?
良いですねー、それができる方は相当転職慣れされていらっしゃると思います。ただ、なかなか言うのは簡単ですけど、行うのは難しいと思いますよ。
質疑応答の中でそう思ったエピソードや背景を聞かれてそれに答えて、入社が決まった後も仮面を被り続ける訳ですよね!大女優・大俳優ですね!!
あとは、そもそもと言うところで。
Part.1で書かせてもらったんですが、「納得できる転職活動を全うする上で重要だと思っている3つの事」と冒頭で伝えています。
これ自体もわたしの価値観なので「違うよね?」と思う方はそうかもしれませんが、偽ったり合わせたりを前提で考えている転職って納得した転職活動になるんですかね?というのは考えておきたいことかなと思います。
楽なのは・居心地がいいのはどちらでしょうか?
A:気心が知れて、自分の価値観をオープンにしても受け入れてくれる環境
B:自分の本心はひた隠しにして、仮面の笑顔と対応で心労が重なる環境
実際はAとB程差があるってなったらそれはAだよねってことかも知れないですが、価値観を言語化して→開示して→マッチングを図る と言うのは、それほど大きなポイントなんじゃないかなと思うんです。
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はい、何故価値観を言語化した方が良いかと言うことについて纏めてきました。次に、「じゃあどうやって価値観まとめていくのよ」というところについて、考えるポイントについて書いてきますね。
価値観という漢字を使うから難しく感じるんですが、シンプルに以下4つを考えれば良いと思います。
・Will Do【なりたい・やりたい】
・Will Be【在りたい】
・Will Never Be【こうは在りたくない】
・Will Never Do【こうはなりたくない・これはやりたくない】
自分の将来やキャリアの事を考えたときに、やりたいこと・やりたくないことっていうのは結構イメージしやすいと思うんですけど、こう在りたくないとかこう在りたいみたいな話って、結構すみに追いやられがちで、ここを考えてみてもいいと思っています。
よく、「3年後どうなりたいの?」みたいな話を会社の先輩とか上司に言われてマウントを取られたりすることあると思うんですけど、私は別に無くていいと思います!あなたはあるんですか?って聞き返してやりたい位です。
ただ、"在りたい"っていうのは誰にでもあるので、そこから自分の価値観を育てていくイメージをもってもらえればなと。
Doは達成目標/Beは状態目標みたいな感じで、Doはわかると思うので、Beを一つクリックすると、
Be
・守りたいもの、壊したくないもの(人間関係、家族との時間 等)
・貫きたいもの(信念、スタンス 等)
こんな事ですね。
「あなたは何が満たされれば幸せですか?」
を起点に考えていくと良いと思います。
・・・
という事で、転職活動を始める時に行うべき3つの事を3回に分けて投稿してきました。
折角自分が使える時間の少くても3分の1は、"働く"に使う訳なので、その環境を選び直す転職を選択するのであれば、納得のいく活動にしたいですよね。
何かこの記事を見ていただいた方の転職活動の一助になるような情報がお伝え出来ていれば嬉しいです。
(具体的なご相談等をいただくケースも多いのですが、その場合はtwitterでご連絡をいただければと @satoaki0928 )
ちょっと前回のpart2「2. 転職活動においての軸(優先順位)をつくる」で、軸の作り方のポイントについて記載しきれなかったので、その辺りを3部作の番外編として、次回はまとめてお伝えしたいなと思います!
それでは!!
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