見出し画像

暑い、でもお散歩

那須もめちゃくちゃ暑い。
テツは夏負け気味。
彼は最近はめっきり年をとって、お散歩3回に1回は転んで座り込むし、段差でコケるし、車には一発ジャンプで飛び乗れないし、おしっこがちょい漏れするし、ちょいよぼ爺さんに突入している。
でもまぁまぁ元気。ヘルパーさんの日は、ほぼヘルパーさんに張り付いて、何かもらえないかと画策している。今日はブロッコリーをもらっていた。

暑いし、足腰も弱ってきているし、あんまり長い散歩はどうかなぁと、最近の朝晩は近所を軽く一巡りするだけだったのだが、先日、少し涼しいかんじの夕方、久しぶりに道の駅に行ってみた。

夏の晴れた日はこんなふう。奥が文化財の建築物、
右が散歩できる森(というより雑木林程度の広さ)

道の駅が閉まってしまうギリギリの時間で森の中は薄暗いが、クン活命のテツはクン活が止まらない。あっち行ってクンクン、こっち行ってクンクン。帰りに何か冷たいものを飲んで帰りたいのに、そのペースでは閉まってしまうよ、くらい丹念にクン活して回る。

匂いを追い求め少しも前を見ない犬

やっぱり色々な犬が来るところはガゼンハッスルしちゃう。
近所だと帰りはもう、この世の終わりのようなトボトボ歩きになるのに、ここではワッセ!ワッセ!とあちこち匂いを嗅ぐのが忙しそうだ。歩きも力強い。
鼻収集の情報量が、犬が少ない近所とは段違いなのかもしれない。
テツのために来ているので、思う存分クン活させる。
それがこの道の駅↓

道の駅 明治の森・黒磯

最近リニューアルして、すっごいオサレになってしまった。野菜もちょっと高い感じがする。観光のお客さんウケする建物と商品とレストランだ。

この道の駅の建物右奥には、「旧青木家那須別邸」(ヘッダー画像)という国の文化財があって、有料だが建物の中を見学できる。
靴を脱がないと入れないので行ったことはないけど、お客さんがちょくちょく入っていくのを見かける。
入り口はスロープがあるので車イスには対応しているのだと思う。

建物さらに奥に、森とお花畑(現在はひまわりの開花前)がある。実はこの道の駅は隣接する青木邸側がけっこう広いのだ。散歩道は犬も入れるので、犬連れの人もたくさんくる。

春は菜の花、夏はひまわり、秋はコスモス、よくお手入れされた花畑が美しい。
今はひまわりが植っている。お花畑の中も散策できるようになっている。
(写真は一昨年撮影した秋のコスモス)

テツは、そのわんこたちの匂いの痕跡、例えば木の根っこ、こんもりした草、地べたの花、車止め、ただの地べた、ただの道端、ただの芝生などを嗅ぐのが好きだ。

匂いを追い求め少しも前を見ない犬

生身のワンコには余り興味を示さないが、それなりに時々お尻の嗅ぎっこをしてこんにちはもする(一瞬)。
うちはあまり参加しないが、犬集会(わんこ同士が集まって匂いの嗅ぎっこと追いかけっこ、傍でも飼い主さん同士が情報交換)もやっている。

木陰だから涼しいかなと思いきや、やっぱりじっとりと暑くて、帰り際、滑り込みでミルクスタンドのアイスコーヒー(テツはお水)を飲んだ。

あの奥がミルクスタンド。
外にテーブルとイスがあって、犬連れの人もよくここで
冷たいものを買って休憩している(外なので犬もOK)

7月最後の日曜日。那須街道の「一万歩の森」以来の、近所以外のお散歩だった。

那須とて、年寄りの犬と障害者にはエアコンで涼む時間が必要だけど、夕方外に出られる気温になるのは、ありがたいなと思う。
どうか外飼いの犬や地域猫、牛も馬も豚も鳥も動物園の生き物たちも、みんながこの暑さを乗り切れますように。

いいなと思ったら応援しよう!

アトリエわたりねこ
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました!

この記事が参加している募集