見出し画像

逆境のビジネス教室

今回ご紹介するのは株式会社オープンプラットフォーム代表取締役社長、リーダーシップ・行動心理学の研究者の池田貴将(いけだ・たかまさ)さんの著書「逆境のビジネス教室」のご紹介です。

自分を動かす DAY11 限界突破の思考法より一部要約してのご紹介です

◼️読んで欲しい人
・行動が億劫になっていて動き出せていない人
・ビジネスで先にいく人達の頭の中を予習したい人
・行動するヒントを掴みたい人


①「自分の全力は40%程度だ」と認める。



「君がどんな人であれ、君の両親がどんな人であれ、どこに住んでいて、生活の為に何をしていて、どれだけのお金を持っていたとしても、 おそらく今の君は本当の能力の40%程で生きているに違いない。なんて恥ずかしい事だ。」

「研究発表と、生きるために必要な教えとは違う」
ある「限界」はほとんどの人には当てはまるとしても、そうではない1%の人が常にする。そしてそういう人が、「最新の研究発表」という常識を覆してしまう。

②「小さな無理」を繰り返す。



ではどうやって残りの60%を引き出すのか?
それは、「ゆっくりと脳の支配者を取り除こう」という事。

「君のやるべきことは、自分の「基準値(normal stopping point)」を押し上げる事。もし君がランニングマシンで走り続けていれば、疲れるポイントがくる。苦しみの中で、君の心は『やめてくれ』と願うはずだ。しかし君はさらに後5%〜10%押し上げる。この徐々に強化するやり方は、心と体の怪我を防止し、新しい負荷にゆっくりと適応させるのだ」

これは「マインドのゲーム」。大事なのは「私はここまでだ」という心の声にすんなり従わないこと。それは「ただ制御装置が働いている」 完全に無視をすれば心身を壊すが、人間は毎回5~10%程の無理が効く。そんな「小さな無理」を繰り返すうちに、いつか何倍もの結果を出せる。手当たり次第、「新しいメソッド」を試そうとするよりも、基準値を少しずつ更新する事。5~10%ずつ基準を押し上げる事。時には後退することもあるが、人間は必ず成長する。

③ 変わるためなら、なんでもやる。




「私たちの社会は、妥協して生きる事が当たり前になりすぎていて、これくらいの生き方で良いと思わされている。しかし妥協する事を決して許さず、自分の事を社会の常識の物差しで決めつけられる事を拒否するような人間、今まで信じられてきた限界を突破していこうとする人間には、容赦無く羨望の眼差しが浴びせられる。それこそが私たちの部隊が求めている人材だ」

なんとなくなあなあで生きるのではなく、一つ一つの課題や目の前の障害に対して死ぬ気で取り組む人間になりたい。 今はダメでも、未来の自分を喜ばせたい。その為には「今のどうしようもない自分」を認め、変わるためならなんでもやるしかない。 そう覚悟する事。

④ 圧倒的な結果を出す



「相手の期待を遥かに超えよう」と腹を括り、かつて経験がないほど徹底的に研究と準備をする。 「レースをするのは、自分がどんな決断をするのかを知りたいから」結果はどうでもいい。ただ自分を追い込むことで、 どんな自分が現れるのかを知りたい。それこそ良い人生。
無理をしないのも良い人生。でもより良い人生を送るには、無理をし続けるしかないかもしれない。


【問い】
自分だったらどうするか?
どう理想の未来に活用するか?

  • 常識を理解し、常識を覆す人間へ。それを当たり前に。

  • 心の声はただただ制御装置と認識し、その無理な方向へ決断する

  • 変わるためなら、なんでもやるリストを作成→Actionへ

  • 変わる為なら、なんでもやってますか?と常に自分へ問い続ける

  • 常識を理解し、それを超えていく事が前提条件。

  • 自分の限界は突破するものだと認識、当たり前とする。

  • どんな決断をするか、追い込んだ時にどんな自分が出てくるか客観視

  • 準備、Action、フィードバック、研究の4点セットを回していく

  • 自分で出来た後は任せていく。

【まとめ】

▪️限界突破の思考法
①「自分の全力は40%程度だ」と認める。
「研究発表と、生きる為に必要な教えとは違う」 常識を覆す1%の人が存在する
②「小さな無理」を繰り返す。
残りの60%を引き出す為に「脳の支配者を取り除く」
・自分の基準値を押し上げる。更新していく
・自己対話で「やめてくれ」と言われてから5~10%無理をする 心の声に素直に従わない「ただ、制御装置が働いている」認識
③変わるためなら、なんでもやる。
これくらいの生き方で良いと思わないこと
・常識の物差しで決めつけられた事を拒否すること信じていた限界を突破すること
④圧倒的な結果を出す
・圧倒的な結果を出す為に研究と準備を徹底する
・自分がどんな決断をするのかを知りたいから。結果はどうでもいい。
・ただ自分を追い込むことで、どんな自分が現れるのかを知る。

この記事が参加している募集

#最近の学び

181,413件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?