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幸福と成功の意外な関係 Shown Achor

今自分の中で、TEDトークブームが再燃しています(笑)
そして、今日も「幸福」にまつわる話です。

なんで「幸せ」について考えることに魅了されているかですが、決して不幸すぎるからではありませんよ。私事ですが、逆に今は結構幸せだと思っています。

でも、幸せがずっと続く保証なんてありませんよね。だから、少しでも幸せを多く感じられるようにするにはどうすればいいのか?っていうのは常日頃考えるようにしています。

はじめに

ではここからは本題に入りまして、今日はまたまたTEDトークからShawn Achor(ショーン・エイカー)さんの「幸福と成功の意外な関係」について紹介したいと思います。ページの最後にもリンクを張っておきますね。

このトークは、ポジティブ心理学という見方で、幸福と成功の関係について考えてみようという内容です。

ポジティブ心理学とは、私たち一人ひとりの人生や、私たちの属する組織や社会のあり方が、本来あるべき正しい方向に向かう状態に注目し、そのような状態を構成する諸要素について科学的に検証・実証を試みる心理学の一領域である、と定義されます。(一般社団法人 日本ポジティブ心理学協会https://www.jppanetwork.org/)

世の中は、ネガティブなものばかり

これはファクトフルネスの内容と似ていますが、ネガティブな情報のほうがポジティブな情報よりも目につきやすいという本能があります。(ファクトフルネスでいうネガティブ本能です。)

試しに、ニュースを見てください。今だと30分のニュース番組中20分はコロナ関連のニュースですね。笑い事ではないですが。

新型コロナウイルスが流行する前も、ニュースやワイドショーで放送される内容といえば、殺人、自然災害、世界情勢の不安、北朝鮮ミサイル、紛争、難民問題、財政問題、病気、政治家や芸能人の不祥事など暗いニュースばかりでした。

ネガティブなニュースばかり見ていると、脳は現実はネガティブなことばかりだと思い込みます。

俗にいう、医学部症候群ですね。

医学部生が毎日多くの病気について勉強して、毎日病気についての情報を目にすると、しだいにどれも自分に該当すると気づくことがあります。

このように現実が私たちを形作っているように思えます。

しかし、実際は私たちの脳が世界を見るレンズによって現実が形作られています。つまり、レンズさえ変えてしまえば(パラダイムシフト)、現実を作り変えることができるので、幸福も、またあらゆる学習や仕事の結果も変えることができます。

成功したことで得る幸福は一瞬しか感じられない??

ショーン氏は、自身がハーバード大学のカウンセラーをやっていた時のことを例にとって成功がもたらす幸福の効果が長期間持続しないことを説明しています。

ハーバード大学に入学した新入生は、はじめはハーバード大学に入学できたという成功で幸せを感じています。しかし、2週間もたつと、頭に占めているのは、ハーバード大学にあられるありがたみや、哲学や物理の勉強のことではなく、「競争、勉強の重荷、厄介な問題、ストレス、不満」といったことになります。

このことからわかることは、人の幸福の度合いがその人の周りの環境によってきまるのではないということです。

実は、(長期的な幸福)=(周囲の環境10%)+(脳が周囲の環境をどう処理するか90%)であることがわかっています。

幸せを長期間感じられるかは、周囲の環境ではなく、自分の捉え方次第ということですね。 

幸福と成功の法則「一生懸命頑張れば成功できる⇒成功すれば幸せになれる」は間違い。というか逆!

多くの企業や学校で教わる成功の法則は「一生懸命頑張れば成功できる 成功すれば幸せになれる」というものではなかったでしょうか。

これははっきり言って間違いです。というか逆です。
本当は、「」

成功したとき、脳は「成功」の再定義をする!
一度成功すると、その着地点はスタンダードな位置になります。なので、その場所に居続けても成功とは思えなくなります。ハーバード大学に入学しただけでは、長期的な幸福が持続しなかったのと同じですね。「さらに高みへplus ultra!!」と勢いで成功だけを求めても、成功しても成功しても終わりのない道をあるき続けることになります。そのため、幸せには一向に届きません。
例)良い成績を取る⇒もっと良い成績を取る⇒もっともっと良い成績を取る⇒・・・
  いい学校に入る⇒もっといい学校に入る⇒もっともっといい学校に入る⇒・・・
幸せが成功の向こう側にあるのならば、脳はいるまでも幸せに到達できない。

では、どうすればよいのか。

成功の法則を逆転させる!

成功の法則=「一生懸命頑張れば成功できる 成功すれば幸せになれる」
これを反転させる。

①現状のポジティブの度合いを高める
・ポジティブなとき⇒ドーパミンが分泌
・ドーパミンの2つの機能
⑴幸福感を引き起こす
⑵学習機能ON(世界に対してりがったやり方で適応できる)

②脳は「幸福優位性」を発揮
・ポジティブな脳は機能が高くなる。(知能、創造性、活力が30%ほど上昇する)

③結果として、成功する

脳がポジティブな状態になるようにする訓練

①3分間×21日チャレンジ
1日の終わりに3分間で今日ありがたいと思ったことをノートに書く。
=ネガティブな情報は無視。
≪目的≫日常生活からネガティブな事じゃなく、ポジティブな事を見つける習慣化。世の中のネガティブ意識は払しょくしよう。

②瞑想
1日のタスクに集中できるようにします。仕事効率もあがる期待が持てます。瞑想の仕方はYouTubeを見たり、メンタリストDaiGoさんが作成した瞑想アプリもチェックしてみましょう。無料です。確か。

③ネガティブな情報は極力断つ
現代ではSNSやインターネットでも情報を得ることがある。ニュースを見なくても、ツイッターやインスタなんかに、ふいに流れ込むネガティブなニュースもあります。

おわりに

どうでしたか。最後の方ただの文字お越しのようになってしまいました(笑)

最後に、このトークの全体要約をすれば、「成功すれば幸せ」を、ポジティブになって、ドーパミン分泌して幸福感を引き起こせば、ポジティブ脳はネガティブ脳よりスペックが高いので、結果成功しやすい、といった感じです。

気になった方は、実際に動画を見てみてください。
幸せになりたい!がんばってポジティブになろう!3分間で毎日ポジティブ事項をどこかに書くか、ツイッターにつぶやこうかしら。

では、今日は以上です。お疲れさまでした。またね。


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