包まないオムライス
皆さんは、オムライス好きですか?
うちは、娘がオムライス好きです。特に私の作る「包まないオムライス」を好物としてくれています。
包まないオムライスは、もうオムライスではないのではないか?そもそもオムライスの「オム」ってなんだ?
そんなことはさておき、私が作ることのできる数少ない料理の一つであるこの包まないオムライスは、たまたまネットで見つけたレシピがきっかけです。
包まないので、料理の技術はあまり必要ありません。まさに、男の料理!イェイ!
元々、料理は嫌いではないので、作ろうと思ったら徹底して作ります(ただし、後片付けが嫌いなため、大学の一人暮らし時代から自炊はほとんどしておりません。)。
いちばん得意な料理は、カレーです。オムライスではありません。笑
自分が作る料理では、意外と玉ねぎを使用することが多いです。
カレー、ハッシュドビーフ、豚丼(エバラすき焼きのたれで作る)、そしてオムライス。これらの料理は、家族も美味しいと言ってくれますが、その理由を考えた時に、おそらく、玉ねぎの調理方法に答えがあるのだと思いました。
私は、玉ねぎを炒めたりする場合、かなり柔らかくなるまで(時には、少し焦げ目が付くまで)炒めます。これにより、生だと少し辛めの玉ねぎが、すごく甘くて美味しくなるのです(焼肉の玉ねぎのように、辛めのものも好きですが、小さい子供はやはり甘い野菜が好きですね。)。
そして、玉ねぎを炒めるすべての料理にについて、これを徹底しています。
玉ねぎがなぜ甘くなるのかを調べたところ、次のような記事を見つけました。
「生でタマネギを食べると辛いのに、炒めると甘くなる。同じタマネギなのに、どうしてこれほど違いが出るのだろうか。
タマネギの中には、辛味になる硫黄化合物と、甘味であるブドウ糖や果糖、ショ糖などが含まれている。包丁で切って細胞が壊れると、硫黄化合物が辛味成分となり、甘味をかき消してしまう。生で食べると辛いのはこのためで、タマネギを切ると涙が出てくるのも、気化した硫黄化合物が目を刺激するからだ。
ところがタマネギを炒めると、揮発・分解しやすい硫黄化合物が失われていく。しかし、揮発も分解もしにくいため糖分は残り、加熱によって水分が蒸発するので濃縮されて甘味がよく感じられるようになる。そして、さらにじっくり炒めているうちに、タマネギの組織が細かくなって糖分が舌に触れやすくなる。タマネギは煮たりゆでたりしても甘くなるが、甘味が濃縮されずにゆで汁に溶け出すため、炒めた時ほどの甘さは感じない。』(出典:レタスクラブ)
ふむふむ、よく飴色玉ねぎとは、よく聞きますが、おそらく先人たちは、こんな科学的な理由ではなく、実際に色々と試して、美味しい料理を作っていたのでしょう。
私も、小難しいことを考えながらではなく、単純に柔らかい野菜が食べやすいからよく炒めていただけなのですが、結果的に最も美味しい調理方法だったのです。
これからも、料理をする場合は、本能の赴くまま、好きなように調理してきます🥲そして、いつかは、包んだオムライスを作れるようになりたいです。(でも、材料とかきっちり揃えないと料理できないたちなので、残り物で何かをさっと作ることができる人たち(妻を含む。)を尊敬します。)
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