ネガティブな感情を感じても、ちゃんと理由がわかれば、大丈夫。
常に前向きな気持ちでいなければいけないと思うと、ネガティブな発言や感情を感じた時に、そんな風に思ってはいけないとか、自分を責めてしまうことってありませんか?
特に子どもが不登校の時は、お母さんが元気でいないといけない、と思うがあまりに、子どもに対してはもちろん、自分のことでも落ち込んだり、不安になったりすることがよくないことだと思い、さらにそう言う自分を責めてしまい、どんどん気持ちが沈んでいく経験をされたことはないでしょうか。
私の場合は、それで焦ってしまい、何とか気持ちを切り替えようとするのですが、うまくいかず、かえってイライラすることがありました。
実際は、人間だから、いろんな感情があって当たり前だし、悲しみや怒りがあるから、喜びや楽しい感情が感じられると思うのです。
だからこそ、ネガティブな感情を感じた時には、それをまずは自分自身が受け止めてあげることが大事だと思います。自分が今どんな感情を感じているのか。そして、何でその感情になっているのかを掘り下げて自分に質問していくのです。
イライラしている。
↓
人間だもの、イライラする時だってあるよね。
↓
でも、何に私はイライラしているんだろう。
↓(子どもに理不尽なことを言われてイライラしている場合)
そっか、子どもの〇〇な態度にイライラしているんだ。
↓
何で、その態度にイライラしたんだろう。
↓(何度注意しても同じことをするから)
何で、注意しても同じことを繰り返してしまうんだろう。
↓(説明がちゃんとちゃんと伝わっていなかったからかなぁ)
次はもっと説明の仕方を工夫しよう。
ここまでくると、原因がわかったので、イライラも消えてしまうことが多いと思うのです。
何でその感情を感じているのかが分かれば、どんな感情になったとしても、受け入れらるようになり、自分を責めてしまったりすることもしなくなるように思います。
私は心のクセで、他人の感情に振り回されやすいタイプなので、よく気持ちが乱れてしまうことがあるのですが、こうして掘り下げていくことでその状態から復活するのも早くなりました。
そもそも振り回されないようになれば、いいのかもしれませんが、なかなかクセは直らないし、感情を掘り下げていくことで、自分自身に気づくこともたくさんあるので、今はこれでいいかなと思っています。
とにかく、自分のことを責めることはしたくないのですよね。
大事な自分ですから。
そして、これを私は息子にもよく使います。気持ちの整理がつかなくなっている時に、今の感情を聞いて言葉にしてもらい、何でそう思うのか?を繰り返して質問していき、今どんな感情でいたいのかまで、持っていきます。
最近は、これで気持ちを切り替えることができることも多くなり、ただただイライラするとかモヤモヤするを自分でも分析できるようになってきているような気がします。もちろん、イライラする、モヤモヤすることを否定はしません。
お互いを理解する時にもこれがあるとすごく便利です。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ひとりごと
最近、感情の浮き沈みが激しい息子。思い込みがほとんどだけど、少しづつ自分で解決できるようになっている。苦手も経験でカバーできたりすると思うから、どんどん経験してほしいなと思う。これ、全てに言えますね。私もです 笑。