マーダーミステリー:「5人の銀行強盗」、「死体と温泉」
今回の満足度:9点(10点満点)
前回「究極のワンナイト人狼」を大いに楽しんだ後に、ついに本命のマーダーミステリーが始まった。
ウォーミングアップはバッチリ!
もう嘘も怖くないぞ!w
5人の銀行強盗
今回遊んだのは、まず「5人の銀行強盗」。
【レベル】★(未経験者や初心者にもおすすめです)
【プレイ人数】4~5人(司会者不要)
【プレイ時間】約60分
【対象年齢】15歳以上
デザイナーは、秋口ぎぐる。作家であり、ゲームデザイナーさんらしい。名前は聞いたことがある。川上亮としてマーダーミステリーもたくさん制作されており、これは期待してしまうなぁ。
結論から言うと、マーダーミステリーなので内容は全く話せないが、すごく面白かった。
<重要>
今回、ネタバレをする気はないが雰囲気がバレてしまう可能性もあるので、内容を全く知らない方はこれ以降は読まないようにお願いしたい。
・・・
まず内容物は以下の通りとなっている。
適当な話し合いで、なんとなく雰囲気でキャラクターを決める。
なお、司会者不要なので全員が楽しめるのは、ありがたい。
もう一度参加者を確認しておこう。
・マダミス未経験で口下手な私
・重ゲーは得意だがマダミスは苦手だというHさん
・ボドゲもマダミスも経験豊富なshuさん
・マダミスにトラウマのあるFさん
・ボドゲもマダミスも初心者のNさん
そしてまずは10分程度で、全員がキャラクターブックを読み込み、そのキャラクターの素性や目的を確認する。今回のキャラクターは5人。
ミスター・ブルー、ミスター・グリーン、イエロー・ボーイ、ミス・レッド、ミス・ピンク、と各キャラクターには、色に関連した名前が付いている。これはマダミス初心者の私には分かりやすくて良かった。
この本には様々な情報が盛り込まれていて正直びっくりした。他のプレイヤーのキャラクターブックにも、これほどの情報が書いてあるのだろうか・・・。
もうすでに色々な秘密ごとを抱えて話しづらくなってしまった。どこまでこれを公開して良いものか分からない。これはもう何も話せないぞw
そんなことを思っていたところ、ついにゲームスタート。
ゲーム進行としては、各キャラクターには「INFORMATION」カードが3枚配られている。正直、どれも自分の秘密がバレてしまうヤバイ情報が書かれているのだが、いつかこれを公開することになる。
実際、他のキャラクターが公開したカードを見ると、
「え!?これ何?」
と思わず聞きたくなってしまう。
見事なシステムだなぁ。
そして案の定、質問されると何か話さざるを得ない。これは困る。ある時は華麗に嘘をつき、またある時はゴニョゴニョした感じになるw
でも皆んなそれが犯人だから困っているのか、キャラクターの秘密のために困っているのか分からないから面白いw
そう思うと誰も彼も怪しくなってしまって、全く犯人が誰か分からなくなってしまい、最後の犯人当ても見事にハズレてしまった。
「確かにあそこは怪しいと思ったんだよなー。」
今回は犯人ではなかったので、協力して犯人を探さないといけないのだが、秘密があるのでどこまで話していいのか、そこの塩梅が難しくもあり、面白さでもあると知った。
ちょっと悔しくもあるが、とても楽しかった♪
死体と温泉
皆が楽しみ、調子が出てきたところでもう一本マダミスを行うことになった。
shuさんが取り出したのは「死体と温泉」。
次は温泉宿での殺人事件!
登場人物は先ほどよりちょっと凝っていて、小説家、編集者、温泉ライター、ダンサー、おしぼり業者。
ダンサー?おしぼり業者?
何だか怪しい職業も含まれていて可笑しい。
設定はこちらの方が凝っているが、マップがないだけ先ほどのシナリオよりもシンプルに感じた。しかしキャラクターの設定は、こちらの方がとても変で面白い感じだ。
そして例のごとくキャラクターブックを開くと・・・
キター!犯人!w
「俺が犯人か〜、どうしよ?」
もうこれだけで心臓バクバクだ。
そして持っている所持品カードを見ると怪しいものばかり。これはどれを出しても怪しまれるじゃないか。こんなのどうすれば良いのー?
案の定、カードを出すたびに向けられる皆んなの不審な目が痛いw
もうウソをついて、隠し通すしかない!
こうなるともうどんな言い訳をしようか、そればかり考えていた。
そして私は覚悟をして、盛大な嘘をでっち上げた。
ネタバレになるので嘘の内容は書けないゾ。
しかし日常生活において、こんなに豪快な嘘をつくことはないw。
普段はなんとなくはぐらかす程度なのだが、ここまで見事な嘘をついている自分が不思議で何とも変な感覚だった。
だが、ゲームと割り切っているためか、あまり罪悪感はなく、むしろ必死に嘘をついている自分が可笑しくもあった。
・・・
結果としては、嘘はバレて見事に犯人として当てられてしまった。
敗因としては、嘘をついた所持品について他のキャラクターが情報を持っていたのが痛かったのだろう。ちくしょー。
皆んな少しずつ情報を共有しているため、その方は嘘と分かっていただろう。ずいぶん頑張って嘘をついている私は、どんなふうに映っていたのだろうか。そんなことを考えると恥ずかしい限りだが、頑張って嘘をついた自分を褒めてあげたい感じもした。
私の初めてのマーダーミステリーはこんな感じ♪
こんな非日常な体験をできるなら、また遊んでみたい。
そんな風に思った。
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