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今週の純カレーは佐賀です(1月3日~1月9日)



カレーのアキンボへ行くのは5年ぶりのことでした。

3500円と5000円のコースがあります。もちろん5000円を狙って予約。高い方のコースを選ぶと店主さんのご飯への気持ちもよくわかるもの。


看板のないお店に入り、靴を脱ぎ、日の差し込む綺麗な空間に入る。この綺麗さ、ウイルスとか菌とか1匹もいなそう。



ドリンクメニューなどはありません。

白湯をのんでご飯を待ちます。

では、コース内容を紹介します。


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山芋とチーズ

山芋を揚げて上からチーズをかけています。

シナモンがふっと香り、それがたいへんエロいです。

揚げたてで、チーズが少しずつ溶けていく。雪解けのように溶けていくチーズにさえ、情緒を感じてしまうなんて自分は遂に古典側の人間になったのかと思いました。

春はあけぼの、的な。


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馬肉のタルタル

生肉大好き女としては、一目惚れせざるをえません。

ザーサイと馬肉と金柑の未知なるコラボで、肉がキラキラしています。(オリーブオイル)


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チキンのサラダ

ヨーグルトに漬け込んで焼いた鶏肉がじゅわじゅわ。太古昔より続くサラダ界の、ルーキーでした。


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鯖のスープカレー

鯖の脂ののり方が尋常でないです。

それに対してのカレーの酸味。さらっと喉を通る軽やかさのバランスが鬼才です。


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牛キーマ

インディアン牛丼。

肉の味が強く、スパイシーというよりも牛丼が連想される。焼肉よりも肉を食べた、と思えた。かも。


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野菜のカレー・豆のカレー

米の割合が1番少ないという狂った盛り付け。つまり好きってことです。

この豆のカレーは、毎日食べられる安心感がある。味噌汁的カレーはいつも心を安らかにしてくれます。


ところで、

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すりばちのようなこの皿、とてもセンスがよくないですか?

皿の上でとろろを作れる。

さかのぼっても、皿のセンスにはうっとりしてしまいません?


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コーヒー・プリン

食べ終わると、ごりごりとコーヒー豆が曳かれる音。濃厚でミルクミルクしている圧巻のプリンとともにやってきます。

甘党の自分にはヘブンとしか言いようがない。


前回と似た構成なのに、全く別の雰囲気を感じたのは、店主さんの技術なのだろうか。


まあとにかく、5年前よりも億倍おいしいやないか。


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カレーのアキンボ
住所: 佐賀県佐賀市大和町川上475(佐賀駅より車で15分)
営業時間:完全予約3部制
定休日:木曜日

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