どうしても伝えたい味がある
じつは以前、ブログをやっていました。
大体500店舗くらい書いたあたりだったかしら、お店に唾をつけているみたいな感覚が胸糞わるすぎてやめた。
でも、やっぱり、毛穴が全部開くみたいな
わけわからんくらいうまいカレーが世の中にあったせいでこうやってnoteに書いちゃうことにしたんでした。
今日はサムネイル画像のイカれたビリヤニの話をしたい。
プディナビーフビリヤニ。
アフローズくんのママがつくってくれたもの。
ビリヤニの聖地ハイデラバードで「बिरयानी खाना चाहता हूँ!(ビリヤニがたべたい)」と町中で連呼していたところ、若者があゆみよってきた。そいつがアフローズくん。EXILE系ないけてるボーイでした。
「ママのビリヤニは本当に美味しいよ!たべてみなよ!よし、明日の10時にここに待ち合わせしよう!!(英語の字幕口調)」
腎臓を片方奪われたり、強姦されるかもしれなかったけどそれでもいいかなと思った。
ついつい行ってしまった。いまでは疑ったこと、申し訳なく思ってます。
家の中にはママとそのむすめたちがいて、(数えたかったんだけど、どんどんむすめがでてくるから5人くらいでもうやめた。)
わたしは女性だと認識されたので、眼だけ見せる黒い民族衣装(ウルカ)を脱いだ姿を見せてくれた。
今世紀一、熱くなった瞬間であります。
化粧もサリーもばっちりきまってて、かわいすぎて天国だった。
ママがおめかしした状態で、ミントをわさわさ切ってビーフグレイビーを作り始めた。
レシピははっきりとメモしてる。
死ぬほどガン見していたら、いつの間にか、家族みんなからもカレーちゃんと呼ばれていた。
炊き上がったビリヤニを食べた瞬間日本に帰りたくなくてむせた。
ぱらぱらしっとりの矛盾。ビーフの獣感。
昨日のご飯ののこりのメティキーマは、ばちくそ辛くて、気持ち良かった。
なんでかわからないけど、インドカレーの一番うまいピラミッドのてっぺんはおうちカレーにある。
食べても食べてもどんどん足してくるわんこビリヤニ現象も起き、
少女の藝大行けや的メヘンディにうっとりする昼下がり。
奥においてあるとおり、折り鶴を教えたりしてたらあっちゅうまにバイバイの時間がやってきて、写真とって、ハグしてお別れをした。
ウルカの下は見ちゃだめなのに、写真に残してもいいんか~いって日本語で突っ込んだ。
ら、なんか笑ってた。
どんなカレーを食べても必ず持ち帰るものがあるなんてほんとおかしい。
カレーはほんとにイカれてやがる。
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