見出し画像

今週のはるばるカレーは福岡です(4月10日~4月16日)

無性にパキスタン料理を食べたいときがあると思います。

そんなときは車で遠方に行った方がいい結果が待っている。
こんだけパキスタンレストランに行って、ついでにパキスタンにも行った私が言うんだから少しは信じてほしい。

ユスフザイハラールは、福岡市内から1時間車で走ったとこに突然にいる。

インネパ(インドネパールレストラン)ならぬ、インパキ。
驚くほど安い。
そもそもこんな辺鄙な所に学生が来るのかは疑問だが、学割でさらに20%OFFになるなんて、はぴはぴだ。

ナンがナソになるの、あるあるですね。

お出迎えしてくれたのは雛祭りのお人形たち。
この日は4月だった上に、全員が女性という、メッセージ性が高すぎるひな祭り人形に、少しオーダーを躊躇してしまう。(しない)

これが日本人向けのメニュー。
ここからが大事です。
現地人向けのメニューにこそ、光るカレーがあるのだ。

シャミケバブまである。
すごいぜインパキ。

チキンカラヒが食べたい気分だったが、あいにく用意されていなかった。
ショックでお冷やをぼーっと見てたら、パキスタンおじさんが、マトンコルマならあるよ!と元気に話しかけてくれた。

あるんかい。


カレーセット(650円)

激安の、ひよこ豆のカレーとチキンカレーのセットです。
シンプルで、同じグレイビーを使い回しているような、似ている味付け。

ここまでは、よくあるインドカレー屋さんと大差ない。
ここまでは。

マトンコルマ(1000円)

さてとにかく美しいマトンコルマが輝きながらやってきました。
脂が綺麗なオレンジ色で、見るからに唐辛子を感じる。

ナンにどっちゃりと付けて食べる。
バカほどおいしい。
どうやら今日は脂を食べるために来たようだった。
もうカロリーは忘れろ。そう言ってくれている。
脂に、マトンの臭さやニンニク・スパイスの良さが乗り移ってしまって、中毒性がすごい。

マトンの柔らかさをどうにかして伝えたいけど、子供が箸で食べられるレベル、で大丈夫でしょうか?

たまに針生姜やパクチーが一緒についてくる。
要素が完璧だった。
どの具材が欠けても多くてもダメな、ぐらぐらなバランスだった。

ナンとパキスタンカレーの相性が良すぎて、ちゃんと眠れる気がしないよ。

=====
ユスフザイハラール宮若店
住所:福岡県宮若市福丸169-2(小竹駅より車で15分)
営業時間:11:00〜20:00
定休日:金曜日

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?