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ぼんち揚げと歌舞伎揚げ

日本には、お煎餅という素晴らしい間食がある。
多種多様な味や形があり、迷うことはあっても飽きることはない。

最近デスクワークが多く、気分転換がてら間食をとることが増えてきた。
そんな私にとっても、お煎餅はかかせない。

先日ドン・キホーテへ間食を探しに行くと、
"ぼんち揚げ"というお煎餅を見つけた。

歌舞伎揚げと似た雰囲気があったので、
美味しいはずだと購入を速攻決意した。

いざ、間食タイム!
う~ん…  歌舞伎揚げとの違いがぼやけている…..

「そういえば "ぼんち揚げ"のぼんちって、
 逆さにすると、どことなく似ている"盆地"が由来なんだろうな…」
と 勝手に解釈していたが、
あまりにも味と盆地が結びつかず不安になったので調べてみた。

自分の想像力は褒めたいが、人間の思い込みとは怖い。

ざっとまとめると こんな感じ
発売年は どちらも1960年だったものの…

歌舞伎揚げ
→東日本・醤油味・天乃屋
 名前の由来---歌舞伎と煎餅、両方の伝統を伝えようと命名
ぼんち揚げ
→西日本・出汁味・ぼんち株式会社
 名前の由来---山崎豊子の小説の「ぼんち」から命名

とのことだった。(他にもお伝えしたい発見があったので
もし気になる方は、下記のHPへ足を運んでいただければ幸いです。
おそらく大手と思われる企業のリンクを貼り付けました。)

ここにも東日本・西日本が絡んでいたとは…..
日本、侮るなかれ…..

身近なものに関心をもつと、意外な発見に遭遇する機会がふえそうだ。
おなかが満たされるだけでなく、すこしだけ知識欲も満たされた。
さて、次の間食は何にしようか。

sato



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