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まもなく始まる学校に不安を感じる保護者に向けて
こんにちは、TO-JIBAのひろみです。
私の住む地域では、金曜日から分散登校が始まります。
この流れは次第に広がっていくことでしょう。
不登校や不登校傾向にある保護者の方で、これから始まる学校生活に不安を感じている方もいらっしゃるかと思います。
不登校歴、約1年半。分散登校並みの出席日数の娘がいる私が感じていることを書きます。
ネット上に溢れるアドバイス
休校空け「ダメっぽい」、こじれそうと感じている親御さんは、スムーズにスタートできる良い方法を探すことと思います。
ネット上には、かなりの数の対策が載っています。
私も1年半前、不登校になりたての頃は「解決策」を求めて、夜な夜な情報収集に努めていました。
そこで気づいたことは…
全部個人の感想です
と、いうこと。
これは悪い意味ではないので、誤解のないように。
子どもも一人ひとり違えば、置かれた状況も違います。
参考までに目を通すのは良いのですが、そのことによって苦しくなる必要はありません。
例えるならば、植物を育てるようなもの。
何の種かもわからないし、わかったにせよ「同じトマト」というのは存在しない。
その苗と環境に合わせた育て方は無数。
ある程度の指針はあっても、あとはその植物を観て、生育に寄り添うしかない。
絶対こうした方が良い!というわかりやすいノウハウはありません。
困っている時はいち早く解決したいので、痛みを伴ってもズバっと誰かに指摘してもらいたい。
記事を読んで、私にはここが足りないとか、これが問題だ、こんなこと頑張らなきゃ、と思ってしまいがちですが、全部個人の感想なので、参考程度にこんな考えもあるのね、くらいにしておきましょう。
お子さんや、自分がどう感じるかを優先させます。
受け取るかどうかは、自分が決められる
いろんなことを言われます。
世の中そんなに悪い人はいないので、みんな善かれと思って、アドバイスをしてくれます。
特に近しいひとからのアドバイスでは、責められているように感じてしまうこともあります。
自分が疲れている時や、追い詰められている時は余計にネガティブバイアスがかかります。
そのことによって自分がダメージを受けるなら、敢えて境界線をひきましょう。
あの人はそう捉えているんだな。
相手に言う自由もあれば、こちらが受け取らないという選択肢もあります。
あなたは何に困っていますか?
あなたの困りごと=子どもの悩みではありません。
ごっちゃになっていたら、仕分けします。
○○でないと、大変なことになる。
その問題は、本当に問題でしょうか?どのくらい根拠がありますか?
明らかにしておきましょう。
どうなれば満足ですか?
子どもが、フツウの子と同じように毎朝学校に行ってくれれば良いですか?
出された課題を全部終わらせる子どもであれば、良いですか?
抽象度をあげると、前提条件として全てに「子どもが幸せなら」がつくはず。
子どもが幸せであることが、多くの親のゴールなのでは?
とはいえ、「学校行かないと、この子の人生どうなるの?」なんて不安もあります。
「と、思ったけど、ほんと?」と、自分に問いかけます。
学校に私は行ってもらいたいけれど、行かなくても、もしかしたら子どもは幸せかもしれない?と、確信が揺らげたら、とっても良い感じです。
あなたの幸せの価値観と、子どもの価値観は違います。
言うことを聞いてくれて、自分を安心させてくれる子どもが好きですか?
それとも、自分の価値観で選択し、力強く自分の人生を歩んでもらいたいですか?
ゴールを基に考える
子どもが幸せである、という前提条件が軸にあると、どんな決断にも失敗ありません。すべてが成長のチャンスです。
それを失敗と感じるなら、あなたの心が失敗と判断しているだけ。
誰よりも子どもの幸せを願っているからこそ、目的と手段をはき違えてしまうことがあります。
私が良いと思ってのことか、子どもが望んでいることなのか立ち止まり考えます。
子どもは育つ力を持っています。
何の植物かもしらないけれど、力強く成長していきます。
その子がその子のまま、成長するサポートします。
自分がトマト推しだからと言って、ナスをトマトに品種改良しない。
あの時こうしてれば、と自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
でも、それは思い上がりです。
子どもの持つ力は、そんなにたやすく変えることはできません。
私は子どもが3人いますが、同じ親が育てているのに皆それぞれ違います。
子どもが困った時に寄り添う
子どものために、あれこれしてあげたい気持ちは、みんなあります。
困りそうでしょ?だからこうするね!では、何も変わりません。
子どもが困ったり、何とかしたい、と心の内側から思った時に耳を傾けてくれる人がいる、そんな存在で十分なのでは?と思います。
子どもであっても、それぞれ自分なりの答えがあります。
私の正解と子どもの正解は違うことを、尊重します。
だって、正解はないんだから。
解決してあげていない自分を責めることはありません。
子どもは問題を自分で解決できる力を持っていることを信じてみませんか?
まずはあなたが幸せに
子どもの頃を思い出してみてください。
子どもはお母さんが大好きです。
そのお母さんが不幸だと悲しいです。
自分が機嫌よく幸せでいることが、子どもにとっても幸せです。
自分をもてなす気持ちで、たまには手抜きしたり、ちょっとおいしいものを食べてみたり。
自分なんて、と思うかもしれませんが、あなたが機嫌よくいることも仕事のひとつくらいに思って、自分に甘くしましょう。
大丈夫
何を根拠に?無責任な!と思うかもしれません。
でも「大丈夫じゃない根拠」もありません。
それならば、大丈夫と思う方を採用することはできるでしょうか?
「大丈夫」と思えない自分も大丈夫。
そう思えるように、まずは自分の身体と心を良い状態にケアしてあげましょう。
疲れたり、余裕がないと、誰でも良い判断ができません。
台風の中、屋根を修理しない
学校が始まって、思いがけないトラブルが起きたり、あなたが望んだように子どもは動いてくれなかったり、イライラが止まらなくなる日もあるでしょう。
そんな日は「あー台風きたなぁ」と思って諦める。
天気のようにいろんな日があります。
嵐の中、屋根を修理してはいけません。
台風が過ぎ去るのを待ちます。
私は、そんなあなたを応援しています。
このことによって、より子供との関係が良くなることを信じています。
私たち、ほんと良くやってますよ。
あなたもきっと大丈夫!と願いを込めて。
疲れた方は、こちらにどうぞ。
自宅にいながら湯治場に。
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
あなたの今日が良い一日でありますように。
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