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映画,わが母の記

母の日。

妻におすすめされて観た映画は「わが母の記」

小説家・井上靖が,自身の家族との絆を基に著した自伝小説「わが母の記」を映画化した作品です。

昭和39年。小説家の伊上洪作(役所広司)は実母の八重(樹木希林)の手で育てられなかったこともあって、長男ではあるが母と距離をとっていた。しかし、父が亡くなったのを機に、伊上は母と向き合うことになる。八重もまた消えゆく記憶の中で、息子への愛を確かめようとしていた。
シネマトゥデイより


他人の人生を生きることができない我々ヒトは,コミュニケーションを通してしか相手のことを知ることができない。しかも過不足なく知ることは不可能で,徐々に輪郭を探っていくようなコミュニケーション。

この映画作品もまた,幼少期に母に捨てられた過去の記憶を引きずる息子と,認知症により記憶が薄れていく母とのコミュニケーションが生々しく描かれている。

大きな軋轢が存在しているのに,根底には家族としての絆がしっかりと存在している。

わたしと母との絆。
しっかりと確かめるためにも落ち着いたら帰省してゆっくりと話そうと連絡してみた昨日。


こつこつ更新します。 こつこつ更新しますので。