鬼滅から学ぶ 第十六話 自分ではない誰かを前へ
「てめえ! これ以上俺を、ホワホワさせんじゃねえ!!」(伊之助)
他者を守ったり 笑顔にしたり 幸福にしたり
そうする行動は
何よりも力が生まれる
炭治郎は伊之助に
伊之助もまた 負けずに 炭治郎を助けている
この互いの行為こそが
最高の喜びへの近道なのである
「畜生、何だこれ腹が立つぜ、全部あいつの思い通りか。こうなるのが必然のようだ。まるで、川の水が流れていくことほど当たり前に」(伊之助)
「伍ノ型 干天の慈雨」(炭治郎)
「これは 優しい雨に打たれてる感覚 少しも痛くない 苦しくもない ただあたたかい こんなにも穏やかな死が来るなんて これで解放される」(母蜘蛛の鬼)
死を感じた時 母蜘蛛はやさしい炭治郎の眼に
昔、出会ったやさしい人の眼を思い出す
死を自覚した時 本質を感じることができる
でも 生きている間でも 死というものを理解し
毎日 その一瞬を精一杯生きていると
その本質は見える
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