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学校現場を客観視して思うこと‼️

16年間,学校現場一筋でひたすら進んできた道から,一度外に出て1ヶ月とちょっとが経ちました。と言いながらも,学校現場の中にも身を置いている身ですが😆やはり客観的な視点が実際にあるのは,全く感じ方が違うことをとても実感しています。それを含めて,改めてこれから教育について考えました。

🟧現状維持で精一杯の学校現場

客観的な立場から学校現場を見て,改めて実感しました。
現場維持・・・あまり前向きな言葉ではないですね💦
教育の課題は山積みだからこそ,変わっていかなければならないし,その通りだと思います。ただ,現場はそれどころではないのが現実です。
毎日その日をなんとか乗り切る・・・もうそれだけでキャパオーバーです。
お店で言うと,店を開けてドアを開けておく。それだけでもう限界😆
そんな状態でサービスを改善しよう‼️もっと良い商品を作ろうと‼️
と言われても,不可能ですよね😰

働き方改革や勤務時間の適正化など言葉は浸透していますが,
言葉だけです。
そして,もうみんな気が付いています😌いくらそれっぽい言葉を並べても,自分が変わらなければ何も良くはならないと。でも,そのエネルギーを抱えきれない業務量が奪っているのが今の現場です。もどかしい‼️‼️

🟧先生も保護者も悩んでいる

不登校生徒児童が過去最多を更新中です。
様々な背景や事情がありますが,間違いなく言えるのは保護者も子ども自身も,そして先生たちも悩んで苦しんでいるという事です。

「三方良し」ならぬ「三方悪し」です

事態は最悪というわけです。子どもも親も先生も,教育に関わるみんなを苦しめているのは,今の「学校現場の仕組み」です。いくら素晴らしい人材がいたって,いくら頑張っている人がいたって,仕組みが間違っていたら機能しません。学校制度が始まった当初は間違っていなかったはずです。変わらないといいつつ,ちゃんと時代に合わせて変化もしています。ただ,社会の変化のスピードが異常に加速して,もはや全くついていけなくなっているのです。指導要領がは10年に一度改定されますが,今や10年で時代は変わる。待ってられないんです。

今から10年前の2014年と言えば・・・
妖怪ウォッチが大流行し,大谷翔平が二刀流でデビューして,あべのハルカスが完成した年です。もう遥か昔の出来事のように感じますね🤣

🟧学びの多様化を受け入れる社会へ‼️

選択肢が「学校教育」に絞られすぎているから,そこからはみ出してしまうことに不安やプレッシャーを感じてしまう。その結果,学校という場所も息苦しくなってしまう。学校という場所は,本来めちゃくちゃ素敵な場所だと思うし,今だってそうなれるはずです。
他の選択肢を認めることができて,子どもたち一人ひとりが学びを選択できる社会へ変わっていくことが求められていると思います。



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