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わたしの価値観の礎となっている「恩師の教え」

こんにちは!
みなさんには師匠や恩師と呼べる人はいますか?

僕には20代前半にふたりの恩師との出会いがありました。

ひとりは一番最初に勤めた会社の専務。
もうひとりは外部コンサルの方で今はビジネス書作家になられている方。

このおふたりがいなかったら今の自分はない、というくらい今の自分の価値観の土台となっている考え方を教えて頂きました。
今回は恩師から教えてもらった、僕の人生に大きな影響を与えた考え方・価値観をご紹介します。

我以外皆我師也

ひとり目の恩師の座右の銘でもあるこの言葉。

我以外皆我師也(われいがいみなわがしなり)

自分以外の人、モノのすべてが自分の足りないことを教えてくれる先生だという意味です。

20代の頃、理不尽な上司や依頼を全うしない同僚などにムカついて気持ちが表面に出過ぎていた僕に恩師が教えてくれたこと。
ムカついたところで何も変わらない。
ただ、それを反面教師として「ああはなるまい」と学ぶことはできる。
これと同じようにどんな事柄・人からでも学べることはあるものだよ。

そこから、物事の捉え方が大きく変わりました。

他人は変えられないが、自分は変われる

ふたり目の恩師から教わったこと。

僕は昔、対人関係で悩むことが多かったのですが、人に期待してその通りにならないことや相手の態度や姿勢が合わないことを何とかしようとしてこじれるケースばかりでした。

要するに「他人を変えようとしていた」ということです。

他人を自分の思う通りに変えることはできない。
でも、自分は変われる。

相手を思い通りにしようとするのではなく、自分が変わって背中を見せる、もしくは自分自身が態度を変えるなどをすればいいと教えてもらい、それを実行したところ、結果的に相手が変わるということが起きました。

相手は僕の姿を見て自ら変わろうとして変わったということですね。

プライドは要らない、誇りを持て。

過去のnoteでその時のエピソードを書かせて頂きました。

主観的で小さなこだわりに囚われすぎて、大局を見失う。

短気で激情家だった僕は何度もそれで失敗しました。

イラッとしたり、怒りそうになった時にはすぐに口や態度に出さず、俯瞰して客観的に物事を考え、より本質的かつ中長期的にメリットがあるような形で決断する。そして、自分の仕事への情熱や誇りは持ち続けること。

これが出来るようになってから無駄な時間や労力が減りました。

他人の課題に踏み込まない。自分の課題に集中する。

お節介焼きだった僕は、大切だと思う人にほど何でもしてあげたくなり、結果的に相手が甘えから怠惰になってしまうケースに何度も遭ってきました。

それは相手がだらしない人だったのを自分が見抜けなかったと思っていたのですが、恩師から「元々健全だった人をお前がそうさせたんだよ」と言われてとてもショックを受けた思い出があります。

例えば、部屋の掃除。
部屋が汚いのが嫌で、友人の家でも綺麗にしたくなってしまう僕は実際に行くたび掃除をしていたところ、どんどん部屋が汚くなっていきました。

友人が部屋の掃除をしないのは、友人の課題であって僕の課題ではない。

相手の課題に土足で踏み込むと、相手はそれが自分の課題であることを忘れて責任を放棄してしまう。つまり、悪い習慣をつけてしまうことになる。

友人間での恋愛トラブルなども同じです。
当事者ではない人が間に入るとますます拗れてしまうのは、それは当事者である他人の課題であって自分の課題ではないから。

他人の人生の課題には手をつけず、自分の人生の課題に集中する。
今も大切だと思ってます。

好きな人の「大切」を大切に

好きな人自身を大切にするのは誰でもすると思うのですが、その人が大切にしている人やモノコトも大切にしてあげることが特別なおもてなしであると教わりました。

例えば、ペットで犬を飼っていて溺愛している友人の誕生日には友人へのプレゼントと一緒に犬へのプレゼントも贈るなど。

今は僕にとって座右の銘とも言えるこの言葉。

大切な人だなと思った人には好きなことや趣味などを雑談から把握して、何かの折にはその大切にしていることを尊重し、時にはプレゼントを贈るといったことを今でも続けています。


いかがでしたでしょうか。
周囲の人に恵まれて今の自分があるなと書きながら改めて感じました。
いつもそばにいてくれて応援してくれる皆さん、本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。

本日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
それではまた明日!


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