同じ日々の繰り返しによって起こることとは

みなさんこんにちは！
ショーゴです。

今でこそ複業スタイルで幾つかの組織を横断した仕事をしているので、毎日新しくて刺激的なことが起きる環境ではありますが、30代半ばまでは1社に勤めるごく普通の働き方をしていました。

ただ、なぜだかずっと激務に追われていた為、毎日同じことの繰り返しで家に帰れば疲れて寝るだけという生活の時期もありました。
その頃の自分と今を比較してみて感じるのは、同じ日々の繰り返しだけで過ごすとどんどん悪循環に入っていくということです。

今回はその頃の経験から思う、同じ日々を繰り返す生活をしていると起きる弊害について３つのポイントでまとめてみました。

今までのやり方は一般化し、古くなる

仕事のやり方や使っているシステムなど、上手くいった経験があるものほどその成功体験からそのまま続けるという判断になりがちです。

そこに激務が重なり、毎日仕事をこなすだけで精一杯の日々になると新しいことを考える余裕もなく、思考を入れることもできずに同じやり方・環境のまま時間だけが過ぎていきます。

でも、ちょっと考えてみると、携帯電話だってPHSだったのがガラケーになり、スマホになり、と数年でどんどん進化していきましたよね。

同じようにツールやシステムは日々進化していて、最近では基本無料で使えるワークツール（Slackなど）もどんどん増えてきています。
これらの新しいツールを取り入れれば、今まで手書きだったものが簡単に量産でき、離れていてもやり取りできるのでわざわざ赴く必要もなく、電話する必要もない、と働き方自体が大きく変わり、作業効率が上がります。
作業効率が上がれば、新しいことに取り組む時間や考える時間が増えるのでより成果に繋がりやすくなっていきます。

今までのやり方にいつまでも固執していると、気づけば周囲の企業や社会から取り残されてしまうことだって起こりかねません。

感覚やセンスが衰える

毎日毎日同じ生活の繰り返しをしていると、新しい刺激やインプットが入って来なくなります。
その結果起きることは情報が古くなり、手法が古くなり、感度が鈍くなり、センスも衰えるということです。

センス、という言葉はよく聞きますが、これって先天的なものだと思われがちですよね。でも実際センスとは「知識・経験の積み重ね×環境」によって磨かれていくものだと思います。

例えば、ファッションセンスが良いと周囲に言われる人がいたとします。
その人は決して生まれながらにしてセンスが良かったわけではありません。服装や色の組み合わせなどに興味を持ち、それにまつわる情報にいつも触れていて、試行錯誤し続けていく中でファッションのコツや自分のスタイルを確立したのだと思います。もちろんそこに両親がオシャレ、周囲の友人がオシャレといった環境も掛け合わさってきます。

知識・経験の積み重ねがなく、ずっと同じ環境であれば、仕事におけるセンスも徐々に衰え、成果に繋がりにくくなってくると思います。

意欲が下がり、老いる

僕はありがたいことに年齢よりもかなり若く見られることが多く、年齢不詳キャラなのですが、それは単に元々童顔だからということだけではないと思っています。

日々変化がある仕事で、周囲には10代・20代の友人たちがいて、いつも新しい情報をキャッチできている。そんな環境で過ごせているからこそ、毎日が楽しくエネルギッシュに活動できているなと感じます。

これがもし、毎日同じ生活の繰り返しで同じ人たちとしか接点を持たず、仕事をしてご飯食べて寝るだけという環境だったとしたら、何のために働いているのかも自分がどうなりたいのかもわからずただ作業をこなすだけになってしまうのではないでしょうか。
実際、僕自身20代中頃にそういう時期が数年あったのですが、その頃の写真を見ると今の方が若いね笑と友人から言われました。本当に疲れ切っていましたね。

その後今の働き方になってからは、日々の仕事に変化があり楽しくて、新しい情報が入ってくることで食べるものも、見るものも、服装も、出会える人も、生活の全てが変わりました。
今は毎年過去の自分を超えることをマイルールにしているので、同じことしかしていないと感じると不安になり、すぐ何か新しいことに挑戦するようにしています。

いかがでしたでしょうか。
同じ日々を過ごすこと自体が悪いことだとは思いません。
僕もいずれは仕事をリタイアし、家族と友人と落ち着いた生活（少し田舎でカフェとか）をしたいと思っています。

ただ、仕事をしている今は毎日同じ繰り返しだと結果的に仕事の成果にも影響する悪循環に入るなと感じているため、ポイントをまとめさせて頂きました。気づきに繋がる点があれば、参考にしてみてくださいね。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。