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秩父・両神山で登山の魅力を考える。

今年に入ってから登山にハマっています。ピラティスを始めてから腰痛が良くなったおかげで活動的に。

登山は頂上に着いた瞬間がもう気持ちいいのなんのって。

今回登ったのは埼玉県秩父市にある「両神山」。日本百名山のひとつで鎖場があるのが特徴。標高は1723m。

これまで登ってきた高尾山は599m、富士山は3776m、筑波山は877mという高さ。

富士山は日本一なので置いておいて、高尾山、筑波山に比べるとレベルが一段上。

4回目の登山でなぜこの山を選んだかというと、ラジオのリスナーからのメールがきっかけ。

私が担当している番組、ニッポン放送「土田晃之 日曜のへそ」でリスナーから「両神山は登山家では有名」というメッセージを頂いた。

今年から登山にハマった自分としては全く知らない山。

「あ、そうなんすね」ってことで、両神山についてググってみます。が、その前にごめんなさい。そもそも読めない。

「りょうじんやま?」
「りょうかみやま?」
「あ、りょうかみさん、ね。」

次に登る山としては高さや難易度、移動距離など含めなんとなく良さげ。すぐに登山友達に連絡。すぐにOKをもらう。

当日は朝6時に都内の自宅を出発。両神山に着いたのが10時。天気良好。最高の登山日和。軽快に登り始めます。

「亮二君って晴れ男ですか?」

登山仲間にそう話しかけれます。何を隠そう、そうらしい。

自覚はないですが振り返ってみるとどこか旅行に行けばだいたい晴れな気がする。まぁ、たまたまでしょうが。

平日ということもあり登山客はほとんどいない。小川が流れていて歩いているだけで癒されます。

綺麗な小川

「もう東京に帰りたくない」「自然の中で暮らしたい」と現実逃避タイムに突入。

しばらくするとプチアクシデントが発生。傾斜が強くなってきたため、かかかとが擦れてしまいました。わかりやすい靴擦れです。

準備のいい友達に絆創膏をもらい応急処置。で、そこで気づいたのですが今の絆創膏ってクオリティがかなり上がってるんですね。

キズパワーパッドってやつは傷を治すスピードも早いしクッション性も優れている。

これでまた歩き出せます。再び山頂向けてGO!

順調に中腹の休憩所に到着。山小屋の横にあるベンチでおにぎり1つとサンドウィッチを食べエネルギー補給。

隣には富山から来たというお姉様方と軽く談笑。こういう出会いもいい。

山小屋

登山の良さって何かなと考えながら登っていたのですが、その1つって「みんなが同じ目標に向かっているから」なのかななんて思ったり。

仕事って仲間と同じ目標に向かってはいるけど、一人ひとり多少、働くことの意味って違うと思う。

その点、登山は「目指せ!頂上!」これ一択。

体の大きさも体力も違う人が同じように頂上を目指すのってなんとなく仲間意識が芽生えるんです。

なんかそれっぽいことを考えてしまいました。

出発から約4時間。噂の鎖場をクリアしながら山頂に到着。

景色も最高!今まで登ってきた山の中でぶっちゃけ1番楽しめました。

両神山 山頂

下山中に1つ気になっていたことが。

私たちが登った時間が10時。下山したのが17時。

頂上まで1時間くらいのところで男性とすれ違ったのですが、かなり時間も遅い。しかも一人。

下に降りている頃にはもう真っ暗。ライトは必須。寒い。ちょっと心配になりながらゴールしました。あの人大丈夫だったかなぁ。

両神山は細い道も多く滑落事故も起こっています。

改めて、登山は楽しいだけじゃなく、準備やコンディションを整えて臨まないとなと思っております。

さて、次はどの山に登ろうか。

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