"今日もいい日だったと1日を締めくくれたら幸せじゃないかな"_同棲日誌

2週間程前、サムライくんから

「最近、夜眠れないんだよね、、、」
という悩みを吐露された。

原因は明確、ストレスだ。
彼は上司の業務方針や業務態度に強い苛立ちを覚えていた。
「業務中、話が2転3転するんだよな。時間のムダだし、めちゃくちゃ疲れる。その割に『残業しすぎないように』っていってくんだよ？あなたのムダ話がなかったら、、、、、(以下略)」

と、相当な愚痴をこぼしていた。

彼の心はその上司に対する愚痴で蝕まれているな、私はそう思った。

彼が眠れないといっているのも、
明日の仕事への恐怖や不安が蝕んでいるからだと思った。

かつて、私も部署は異なるが彼の同僚だったので気持ちはよく分かる。
私が毎日眠れなくて夜中3時、4時寝になっていたとき、遠距離だったが、彼は自身が眠る直前まで電話で寄り添ってくれた。数多くの優しい言葉をかけて。

明日のことは明日のさしみががんばってくれるから、今は今日のさしみを労ってあげて。

だいじょうぶ、いざとなればいつでも辞めれる。そんときはサムライくんのところにおいで。

さしみががんばっているのは、俺が知ってるから。そんなに自分を攻めないで。

上記はよく伝えてくれた言葉たちだ。あのときは本当に救われた。彼の言葉で少しずつ健康的生活を取り戻せた。私ってまだ生きてていいんだと思えた。

今度は私が彼を支える番だ。

今は遠距離とは違う。
直接触れることができる。

私は彼が悩みを吐露してから毎日、彼がすやすやと眠るまで付き合っている。

ハグをして、
大好きだよと言い合って
今日もよくがんばったね
今日もいい日だったね
とまたハグをする。

これをすると安心するのか彼は5分もかからずに眠りにつく。
次の日によく眠れたよと彼が伝えてくれるのが嬉しい瞬間だ。

その日がどうであれ、
1日の終わりは2人で迎えていくのだ。

終わり良ければすべてよし。

2人で今日もいい1日だったと締めくくれたら、それだけで幸せじゃないかな。