着物悠人

★同調圧力からの脱出

 日本人は、行動を起こす前に、まず周りの人の顔色を伺う。他にも同意見で同じ行動をする人がいると安心して一歩を踏み出す。そうでないと、たとえ自分がやりたいことであっても行動を起こすことを躊躇する。

 これが、いわゆる同調圧力である。「赤信号みんなで渡れば怖くない」という交通標語のパロディにもそれが現れている。

 安全を担保すると言うスタンスから考えれば、同調圧力も悪いことばかりではない。自分だけ独断で行動して危険を冒すリスクは回避できる。

 しかし、同調圧力から抜け出さないと、「人並」から抜け出すことは難しい。お金の不安から解放され、やりたいことを思う存分満喫するという、人生、究極の目的にはなかなか近づくことができない。

 私は、同調圧力から脱して、自分の意見を言い、行動するように努めてる。すると、周りの人は、「すごいね」とか「強いね」とか「変わってるね」という評価を私に与える。中には、「非常識ですね」「もうちょっと、周りの人のことを考えなさい」という、同調圧力の呪縛に引き戻すような、ネガティブ感満載なアドバイスをされる方もいらっしゃる。

 私は、他人の意見や評価は聞くけれど、従うことはしない。熟考し、自分が正しいと思う判断に基づいて行動するのみ。その結果、不幸になるかもしれない。また、幸せになるかもしれない。全ての結果責任は、私が一人で負う覚悟はとうにできている。

 同調圧力から脱した毎日は刺激的で楽しい。

学校教育には矛盾がいっぱい!