文学イベント東京(スモール)に出展します

ささやかです。
この度、文学イベント東京(スモール)に出展します。
文学イベント東京(スモール)は、5月26日に埼玉の書店(CHIENOWA BASE 2F)で、6月2日に東京の書店(透明書店)で、それぞれ作品を販売した後、6月3日から6月9日まで通販での販売もするというイベントです! 豪華!
詳しくは公式の説明をご確認ください。

私は本イベントで、「耳原」と「両手いっぱいのマクガフィン」を頒布する予定です。
コミティアのお品書きの流用ですが、作品情報はこちらをご確認ください。


耳原

耳原は不条理と矛盾が蔓延した閉鎖系小説です。
冒頭はこんな感じ。



両手いっぱいのマクガフィン


 ささやかさんくみ第5弾となる短編集。
 マジックリアリズムとマグガフィンをたっぷり含んだ短編集(リアルもあるよ)。各あらすじは以下のとおり。

1 マグロ大王殺し

 なんとなく日常から足を踏み外してしまった「俺」はスペリング星人のおじさんと殺意お嬢様の勢いに流され、二人と諸悪の根源たるマグロ大王を殺害することにより、人生の一発逆転を試みる。

2 ポテトチップス


 仕事に疲れてドラッグストアに寄ると、ついポテトチップスを買ってしまう。もう、何もしたくない。

3 月山記

 家族と別れた孤独な中年おやじ・月山好晃(51歳)がVtuberにどはまりして、人生を取り戻す掌編。

4 おはようペペロンチーノ


 奇跡。偏頭痛。おはようペペロンチーノ。出会い。哲学者。歴史学者。統計学者。閉鎖病棟。天使。研究。腕相撲。都市伝説。カルト。従弟。自動車。暴力。爆裂暗殺拳。取材。おぽぽ様。結婚。
 人生、何が起きるかわからない、ってそういうこと。

5 大晦日、ハネムーン前

 ハネムーン前の大晦日における小規模なてんやわんや。

6 ツナ缶工場を襲撃する


 失業中の男のもとに、病を患う妹のため金策するアルマンコブハサミムシが強盗にやってきた。アルマンコブハサミムシを哀れに思った男は協力を申し出て、ツナ缶工場を襲撃することにする。
 ジェットコースターのようなとんとん拍子の末に訪れる人生の出会いと別れを描いた短編。
 試し読みはこちら。 
 ツナ缶工場を襲撃する(ささやか) - カクヨム (kakuyomu.jp)

7 今日はとっても完璧な日

 あるいは強盗日和。
 あふれるばかりのマクガフィンと無意味と構造的強制を振り切って、己の意思を掴みとれ。
 混沌とした世界を突っ走るような狂騒的直線。


 人生なんてだいたいが無意味で無価値で退屈だ。
 だからこそ、あなたの一瞬があなたにとってこの上なく輝くときが訪れますように。

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