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何にも縛られたくない(5/19追記__)

「何にも縛られずに生きたいなぁ」
ここ1ヶ月ほど、こんな思いが時々心に湧き上がります。

フリーランスだから、仕事の時間は選べます。
それどころか、収入と仕事量も選べます。
私は多くの収入をいただくよりも、リラックスして過ごせる自由な時間を謳歌したいので、この生活はシンデレラフィットと言わざるを得ません。

ただ最近ストレスを溜め込み過ぎて心身の調子を少し崩してしまっていたので、今後は固定費を減らし、収入も減らし、静かに読書しながらコーヒーを飲めるような生活を目指したいと思います。

ストレスが過ぎ去って心が落ち着くと、色々な事を考える余裕が出てきました。
そして今日も降ってきたこの言葉。

「私は、何にも縛られずに生きていきたい」

気仙沼に移住して、かなり自分自身のありのままを解き放って過ごしています。
セクシャリティや、名前や、仕事や、その他諸々。
でも私の心はまだ足りないようなのです。

性別には縛られたくない。
名前にも縛られたくない。
環境にも縛られたくない。
常識や価値観というものにも縛られたくない。
人からの期待にも縛られたくない。
「ささをかって、こんな人」というイメージにも縛られたくない。
あとは、それから......まだまだありそう。

そして、本を読みながらふと疑問に思ってしまった。
私、自分がこれからもイラストやデザインを仕事にして生きていくと、なぜか思い込んでいたらしい。
まだ、たったの2年しかやっていないのに。

この2年間デザイナーをしたからと言って、今後もそうしなければいけないわけではない。
イラストもしかり。
小さい頃から絵ばかり描いていたし、中退したけど芸大に通ってデザインを学んだり、この2年間でさらに多くの事を学びましたが。
その職から離れたとして、何一つ無駄にはならないんだよなぁ、と。
ただその経験を持った私が、まっさらな状態でそこに在るだけで。

デザインも楽しい。
イラストも楽しい。
向いているんだと感じているし、知的好奇心も満たされます。
でも、もっと別な仕事もしてみたい。
まだまだ活用されていない、私の"向き"が眠っている気がするのです(知らんけど)。

ただなんとなく、
今後の人生を考えるに時に過剰に"デザイナー"や"イラストレーター"という肩書きに自分を縛り付けてしまうのは、やめておこう。
いつの間にか自分で自分を縛っていた事実に、また一つ気付いた月曜日なのでした。

いったん本の続き読も。


おしまい。

__
5/19 追記

私は自由になりたいんじゃなくて、
何にも縛られたくないんじゃなくて、
ただ"私"になりたいだけなのかもしれない。

他人にも、環境にも、時代にさえ囚われない。
ただ、清々しいほどに自分らしく生きていきたいのかもしれない。

濃縮還元100%のオレンジジュースからしたら、私はまだまだ20%程度で。
うっっっっすい私なのかも知れない。
他人や社会に気を遣って万人受けを意識した、私になりきらない私。

より濃い私になるために、
まずは自分がどんな人間なのかをよく知る。
そのために、色々な経験をしてみる。

そして豊富な選択肢の中から、自分らしい人生を選ぶんだ。

そういうわけで、近々旅にでます。

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