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【自己啓発】便利さに甘えてはいけない

こんにちは。

 早速ですが、皆さんは便利と不便、どちらがポジティブに聞こえますか?

 僕も含めておおかたの人は、便利な方がポジティブな印象を持つでしょう。

 世の中には、様々な機械が溢れています。

 多くの人にとって、自動車や電車、気動車や、洗濯機や電子レンジ、パソコンにスマートフォンなどは、どれも現代の生活に必要なアイテムです。

 でも、それらを持っていない人も沢山いますし、不便でも楽しく暮らしている人は、我が国にも大勢います。

 しかし、スマートフォンやパソコンなどを持っていて、電車も10~20分に1本以上あるのに、ブツブツ文句言ってる人もいますよね?

 本当は、こんなに恵まれた国に生まれ生きているのに、不平不満で人をけなす人もいて、幸福感を得られない人が何十万人、何百万人といます。

 便利さには更なる便利さを求めるのが、我が国の性です。

 しかし、その便利さにあぐらをかいている人が、あまりにも多すぎます。

 僕はそういう人に注意をするようにしていて、どうしたら無駄なく楽しく過ごせるのかを伝えていますが、今回はその内容を詳しく話すので、是非最後まで読んで下さい。

目次

何故人は便利さを求めるのか?

便利さの弊害

無い物ねだりをするな

便利であることに感謝しよう

 さて、早速始めましょう。

何故人は便利さを求めるのか?

 人が生活する上で、毎日何かしらの不便さを感じながら生きています。

 例えば都会であれば、信号が長いとか、人や自転車が多くて車だと走りにくいとか、物価が高いとか、部屋が狭いとか。

 田舎では、そもそもスーパーやコンビニが遠いとか、列車の本数が少ないとか、様々あるはずです。

 それらの不便さを改善するために活躍する人がいたり、道具やシステムがあったりしますよね?

 確かに、それらを解決することで、人々の生活が豊かになります。

 豊かになる事で自分のできる事が増えるメリットがある反面、人はもっともっと豊かにならなきゃって思うようになるでしょう。

 これは脳内の、快感、意欲、学習などを引き出すドーパミンという物質が出にくくなってしまうからです。

 つまり、今の便利さに慣れすぎていて、満足できなくなった結果、人はイライラするようになります。

 

 また、便利になる事で時間に余裕ができ、その余裕を他の作業に充てることもできるようになり、生産性が上がり、収入も上がるでしょう。

 それを考えると、自分の行動はハッキリ言って不便ばかりですね。

 特に時間の使い方については、直す必要があると思っています。

 便利さの生産性の部分は、これから大切な部分です。ただ、ほどよく不便さがあった方が、人生は楽しくなります。

便利さの弊害

 人間は便利さを求めていく中で、「当たり前」と思う事が増えていきます。

 都心に住んでる人であれば、「電車が10分に1本は当たり前」とか、「スーパーやコンビニ、学校が歩いて10分くらいは当たり前」とか。

 田舎では、「畑や田んぼがあるのは当たり前」とか、「自然が沢山あって当たり前」なんて声も聞こえてきます。

 そして、皆その「当たり前」に依存しているのです。

 この依存こそが、最大の弊害になっています。

 「自分にはこれが無いとダメ」って思っている物の中で、それが無ければ本当に命に関わる物って、案外少ないものです。

 その他に、頭を使わない、甘えがあります。

 それでは、それぞれについて話しますので、参考にしてください。

○頭を使わない

 先程、自分にはこれが無いとダメって物は案外少ないと言いました。

 でも、それらは大概工夫すれば乗り越えられる物が多いです。

 スーパーが近くに無ければ、生協の宅配を利用すれば良いですし、電車の本数が少ないなら、キチンとダイヤを調べてから家を出れば済むはず。

 また、乗り換え時間や待ち時間が長ければ、本を読んだり駅の周辺を散策したり、作業道具や勉強道具を予め持ち込んで、作業すれば良いのです。

 不便さは工夫すればどうにでもなります。

 それでも、東京まで何時間もかけて通うのが大変な方もいるでしょう。

 であれば、地方勤務にすれば良いのです。

 地方に支社があれば、地方に異動したいと願い出れば良いし、地方に転職する手もあります。

 地方には仕事が無い?仕事は与えられる物ではありません。仕事は「作るもの」であり、「見つけるもの」です。そこを勘違いしてはいけません。

○甘え

 そもそも、何でも近くにあるから離れたくないって考え、これこそが間違っています。

 無いなら無いなりに、どうやって工夫して乗り切ろうか。何でも買って済ませていたら、お金がいくらあったって足りません。

 こういう人は、特に大金が動く物こそ、何かを工夫すれば良い物を、「お金が無いから」と言って二の足を踏むのです。

 無い=我慢、ではなく、無い=楽しむ、くらいのマインドでなければ、不平不満や愚痴をこぼすだらしない大人になります。

無い物ねだりをするな

 例えば、晩御飯にカレーを作りたいから、材料を買いに行くとします。

 豚肉、ニンジン、じゃがいも、玉ねぎ、福神漬(若しくはラッキョウ)が必要ですよね?

 ところが、豚肉が売り切れでした。隣に鶏肉があったとします。

 この時、幾つか選択肢がありますね。

①豚肉の代わりに鶏肉を入れる

②豚肉の代わりになるものを探して使う。

③豚肉を探しに他の店へ行く

④晩御飯のメニューを変える

 この4つのうち、①、②、④を選んだ人は、工夫しようとする意図が見えるのでまだ問題ありません。

 ③を選んだ人は、ちょっとした不便さから逃げ回っている状態です。結果、無駄なエネルギーを使っています。そのため、おもちゃ売り場の前で駄々をこねてる子供と精神年齢が変わりません。

 自分と真逆の環境で生活してる人を見て、「すごいな」とか「羨ましい」って思う人も多いでしょう。

 その中には、「自分には○○が無いから無理」と思っている人がいますが、工夫してやってみてから諦めましょう。

 我慢だと思うから出来ないだけです。

便利であることに感謝しよう

 世の中がこれだけ便利になると、当たり前が増えるのに反比例して失くなっていくものが「感謝」です。

 便利になると、便利に慣れすぎてイライラすると先程話しました。

 今これだけ恵まれていて、生活するには工夫次第でどうとでもなるのに、考えて行動することをせずに、なんでイライラするのでしょう。

 今の現代人が自分に科している「当たり前」のハードルが高過ぎます。

 最後に質問です。

 電車の本数が昼間、一時間に3本で多いと思いますか?少ないと思いますか?

 少ないと思った人は、自分の「当たり前」を見直して下さい。

 本音では、便利さに甘えていて、感謝してないわがままな人になっています。

 皆さんも、不便さが自分を成長させることをよく覚えておいて下さい。

 ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

 明日は、以前問題になった「保育士問題」について書きます。

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