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生産性を下げる「3つの悪習慣」

時間の無駄になる活動は、仕事を中断させるだけでなく、集中力を妨げたり、モチベーションが下がったり、生活や仕事に混乱をきたす原因になる可能性があります。

誰もが時間を無駄になることはしたくありません。無意識に、ついやってしまうものだと思います。

この記事では、時間を浪費する「5つの悪習慣」を取り上げて、その対処法について、ご紹介します。

1.メールやSNSのチェック                              メールやSNSは仕事や生活するうえで、コミュニケーションに無くてはならないツールになっています。メール自体は悪くありませんが、受信トレイを常にチェックすることは時間の無駄です。少し古い調査ですが、2012年の調査によると、平均的な人は日に15回メールをチェックしています。今はもっと回数が増えているかもしれません。これだけ頻繁にチェックをするたびに、仕事を中断するなど、仕事の遅れに繋がります。

また、メールの返信で1日のスタートを切るのも、良くありません。どうしても見なければならない仕事のメールだけでなく、他人にお願いや問題に対処することになります

対処としては、1日のうちでメールをチェックするのは、何時から何時など、時間帯を決めて、メールに関する悪習慣を断ちましょう。また、これはSNSにも同様に言えます。SNSのチェックも時間帯を決めることで、ダラダラと時間を過ごしてしまうことを防ぎます。

2.一度に複数のことをする(マルチタスキング)                       一度に複数のタスクをこなすことは、良い方法に見えるかもしれません。また、マルチタスキングは優れたスキルと思われがちですが、そうではないことが調査により分かっています。

マルチタスキングが生産性を40%も低下させる可能性があることが、示されています。人間の脳は一度に1つのことにしか集中できないので、同時に複数のことを行うと、効率とパフォーマンスが低下する可能性があります。

対処としては、1つのことに集中して取り組める環境を整えること、そのために、1日のスケジュールを事前に設定し、1つ1つのタスクに専用の時間を割り当て、マルチタスクをしないで済むようにします。また、他のタスクが割り込みそうになったら、手を出さずに目の前のタスクを処理してから、手を付けるようにしましょう。

3.先延ばしする                                先延ばしとは、やらなければならないことを遅らせたり、延期したりすることです。仕事を始める前から、先延ばししたくなり、脳は回避モードに入って、作業が少しずつ遅くなります。そのせいで、デスクに何時間も過ごしているのに、予定していた仕事を終わらせることができません。

先延ばししたくなる心理として、面倒であったり、億劫になることが働きます。それを回避するために、タスクを小さなステップに分割することで、着手するハードルを下げると、タスクに手を出しやすくなり、場合によっては気分が乗ってきて、気づいたらタスクが完了していたということがあります。


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