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ワールドカップで戦術ビタビタの日本代表

まず、全文敬称略で失礼します。

いったいどうしちゃったのか?森保監督は!いい意味で(笑)。思い切った戦術変更と選手起用を強豪に押されている展開の後半で実践するとは。実は元々そういう戦術家だったのか?偶然うまくいったのか?ワールドカップに備えて入念に研究したのか?いずれの要素もあるだろう。予選では、「戦術三笘」が目立ったが、ドイツ戦ではそれが何度も出現した。

私のような素人が語るのは恥ずかしいが、それでも日本代表戦はカズ世代の前から見てきたので、語ってみる(笑)。

■選手層
まずは、日本代表の選手層が厚くなったこと。普段サッカーに興味無い人は中田・俊輔時代、本田・香川時代の方が世界的な選手が多く強かったイメージがあるかもしれないが、当然今大会が最もレベルが高い。富安、三笘、鎌田等の世界的な選手もしくはそれに近いと言えるメンバーが10人はいる。

■交代枠
ご存じの通り今大会の選手交代枠は、5人までOKだが、選手層が厚くなったため、日本は世界的な選手を途中から続々と出すことができた。ドイツからすれば、疲れた頃に嫌な相手がどんどん増えてきたと感じただろう。後私は、この5人交代枠のメリットが最も大きいのが日本なのではと、試合後に思った。日本人が世界一なのは献身性。チームのためにさぼらずに走り続ける選手が多い。だから5人交代枠の場合、最大で10人があまりへばることなく走り続ける。これは大きなアドバンテージなのではないだろうか?

■ドイツの気の緩み
ドイツはラッキーなPKで先制した後押しまくったから、楽勝ムードが産まれたのではないか?特にワールドカップでの日本代表は後半に弱い試合がいくつもあったから、実績も実力もあるドイツはかなり気が緩んだだろう。三笘の美味さにはビビったと思うが、浅野のことはゴールを許すまで舐めてた感じ。キーパーのノイアーまで、どうせフカすだろうと思ってたのか(笑)。まさか顔の横に強烈なシュートが来るとは?浅野もハマった時は世界レベルの選手なのにね。

とはいえ、日本はほっとしただけで余裕は無い。是非2戦目は1戦目の先発で守備に追われて目立たなかった選手に目立って欲しい。特に最も悔しい思いをした久保君が覚醒(真の実力を発揮)して欲しい。多分鎌田は目立つだろう。こんなに2戦目が楽しみなワールドカップは初めてだ。監督、選手、スタッフの皆さん、大谷翔平選手ロスを埋めてくれてありがとう(笑)。


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