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子供のかけっこの順位をあげるには?

※初めに、私は陸上経験者ですが専門家でも指導者でもありません。また無理して体を痛めないようご注意ください。

今年は運動会は普通に実施されるでしょう。運動会の花形といえばやはりかけっこ(徒競走、リレー)です。子供の中には「かけっこはだるいよ。ビリでも気にならないし」という子もいるでしょう。でも実際にはビリになると
ちょっとは悔しいでしょう。1位になると親も子供も嬉しいことの裏返しです。また今までビリか後ろから2番目だったのが、1位か2位になると達成感もあると思います。1位でテープを切るのは意外に快感です。

ではどうすれば簡単に順位を上げることが可能かを書きます。ただ個人差が大きいのでさほど当てにはしないでください(笑)。

低学年で足が遅い子供は、つま先走りになっているかどうかが基本です。遅い子供はベタ足になっている場合が多いと思います。特に踵に体重が残り腰が落ち気味になっていると、推進力が無くバネをいかすこともできず、順位が後ろの方になりがりです。

そこで、短期間で少しでも早くなるには、まず「けんけんぱ」をやってみることです。数日でも多少は変わると思います。片足で走るけんけんは、つま先で飛ばないと前に進みませんので、繰り返すとつま先走りの癖がつきやすくなります。しかしただ片足で走る練習はつまらないので、〇を書いてけんけんぱをするのが楽しめて良いです。


知っていますよね?

何度かやって慣れてきたら、間隔を開けてやってみてください。片足でより前に飛ぶ練習になります。無理のない範囲で。

それに慣れたら、スタートダッシュをさせて、走り方が良くなったか速くなったかを見てみてください。親子で競争しながらやると子供も喜ぶと思います。

運動会まで何週間か何ヶ月かある場合は、もっと色々できます。

ジャンプ力を付けるには、縄跳びやその場でジャンプを毎日やるといいです。その場合もつま先でのジャンプが重要です。いきなり長くやると故障するかもしれないのでその点要注意です。

そして次は手の振り方の改善です。手の振り方の基本は横振りにならず、前後にスムースに且つ速く振ることが必要です。家の中でも立ったまま足を前後にして腕振りの練習ができます。これで大きな違いがでる子供もいると思います。

高学年ぐらいになると昔から言われている鍛える方法があります。それは通学等まあまあ長い時間を踵を付けることなく歩き続けることです。私の場合片道4キロの通学路を一度も踵を付けずに歩いたことが何度かあります。これもやり過ぎはケガの原因になるかもしれないので、まずは散歩程度でやって徐々に長くすると良いです。

後はスタートの切り方です。よーい、ドンと聞いて走り出すのではなく、ドンと同時にスタートする感覚が重要です。またスターターの「よーい」から「どん」の間の間隔を何度か聞くことでマスターしておくことも役立ちます。後せこいですが、運動会のレベルではフライングが当たり前なので、誰かがスタートしたら即スタートしろと教えることも必要かもです(笑)。せこいですがこれも大事です。

せっかくですので、もう少し専門的なことを書きます。というか有名な動画に頼ります(笑)

この動画の方は、ジャマイカでトップアスリートと一緒に練習して、100m10秒台で走れるようになった方ですので、最新の理論が詰まっていて、プロのアスリートもかなり参考にしているのではないかと思います。サッカーや野球で速く走るコツもあるのであらゆる競技に役立ちます。沢山動画があり、どれも勉強になります。

動画の中で最も基本的な教えですが、昔は地面を強く蹴って走ると良いというのが常識でしたが、20年前ぐらいからでしょうか、強く蹴るのではなく、ポンと地面の反発を利用して蹴って地面との接地時間を短くして早く前に出るというのが常識になっています。

後付け足すと、速く走るには、骨盤で推進していくことが必要です。これは説明しずらいのですが、足と腕振りを連動させながら骨盤で引っ張るというかそんな感じです(笑)。

ちなみに私はクソ田舎の学校だったので何も凄く無いのですが、小中学校の9年間の運動会・町内体育祭に40回ほど参加して、徒競走と障害物競走は全て1位でした。先生、親、同級生から1位が宿命づけられていたので、実は毎回失敗できないプレッシャーがありました(笑)。これ誰にも言ったことなかったです。

以上最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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