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佐々倉桜詩朗の映画感想文 #3『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』

どうも皆さんスクリーンの中から飛び出して、文の世界でもおはしろう!こんしろう!少しだけ俺の(拙い)文を楽しんでいきませんか?映画大好きケモノVtuber、佐々倉桜詩朗です。
3回目。またコナンです。そろそろ飽きてきたでしょ?
俺は全然飽きてない。やるぞ。


今回のレビューは『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』。
劇場版名探偵コナン6作目となります。

-あらすじ-
1年で人間の5年分成長する人工知能、"ノアズ・アーク"を開発した天才少年・ヒロキが自殺してから2年。米花シティホールでは仮想体感ゲーム"コクーン"の発表会が行われていた。だが、その最中に殺人事件が発生。コナンは事件の手がかりを求めてコクーンに乗り込むが、システムがノアズ・アークに支配され、子供たちが人質に取られてしまう! 解放条件はゲームをクリアすること。コナンは19世紀末のロンドンで、殺人鬼を追うステージに挑戦することに…。


-個人的な感想-
これ、実はすごい映画である。
今見てしまえば、よくあるゲームモノか。と思ってしまうが、これが公開されたのは2002年。
まだVRすら出てきてない時代だ。
みんなよく見てると思われる(見てなくても知っている)、SAOよりも早い時代に、ゲームの世界に囚われる!という設定をやったのだ。この映画は。しかも、コナンで。

そして、コナン映画のタブーに触れた映画でもある。
メインキャラクターが死ぬのだ。
正確に言うと、ゲームオーバーになる。だが、はっきりと撃たれるシーンや、潰されるシーンが存在する。
こういう世界観だからできたことである。

あと、工藤優作が活躍するのもいいところ。
彼が活躍する映画はこれしかないから、工藤優作の推理が映画で見たい方はこの映画しかないだろう。

そして、今回の犯人。現実に一人。ゲームの中に一人。犯人が二人存在する映画だ。
現実では優作が犯人を突き止め、ゲームではコナンが犯人を突き止める。
だが、現実の犯人の動機がまたすげぇのだ。
コナン名物になりつつありますね。とんでも動機






ここからネタバレ


























-ネタバレ感想-
犯人、トマス・シンドラー。
彼はジャック・ザ・リッパーの子孫だ。
それを知られたくなくて、今回彼は人殺しをした。
というが、今回の映画。
すべてトマス・シンドラーのせいで起きた事件なのである。
ヒロキくんが自殺したのもトマス・シンドラーのせい。
AIが暴走したのも、結果的にトマス・シンドラーのせい。
彼がすべての始まりなのだ。

そして、ヒロキくん。
彼ももう少し戦ってたら……と思ってしまう。
人生の幕を閉じるにはあまりにも早すぎた気がした………

100年前のロンドンを舞台にコナンが歩き回り謎を解く!!って感じかと思ったら、そんなに歩き回ってない。と思ってしまった。
それでも、ホームズの聖地を巡るコナン君は事件は事件だとしても、楽しかっただろうなと思う。

エンディングの後の後日談はちょっと作品にあってなかった気がするけど、本編が常に緊張感あったし、これで良かったのかなって思った。

あと、主題歌。
B'zの『Everlasting』
(本家の映像がなかったから、これを見てね。これもすごくよいよ。)

かっこいい。とてもかっこいい。B'zっていいよね。コナンといえばB'zは欠かせないよね。
最近はあんまり来てくれないけど、B'z!!!
いつかまた主題歌してね!!!!


-まとめ-
コナン映画のタブーにガンガン触れた傑作映画。
早い段階でVRゲームを取り扱った作品。
工藤優作も活躍するため、彼の活躍が見たい方は、是非この作品を。
一回見てみても損はしないと思いますよ。
ぜひ見てみてね。
んじゃ、おつしろ〜


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