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【文学フリマ東京37,S-22】新刊:『飽くなき予報』(第二川柳句集)を売ります【「現代川柳のササキリユウイチ】

文学フリマ東京37
11月11日土曜日
「現代川柳のササキリユウイチ」
第一展示場S-22
【新刊】
『飽くなき予報』(第二川柳句集)
栞文/嘔吐彗星・暮田真名 巻末解説/ようなの
1500円


表紙イラストは、前作『馬場にオムライス』と同様、微温湯によるもの。上目使いにすると大変よいです。

『飽くなき予報』の章タイトルは以下の通り。表紙イラストと書影とが公開されたので。

1.切込
2.漂流
3.祖−父母への呪詛
4.strictly business
5.群れ、夕鴉
6.どうして十三や十九ではないのか、それにどうして宮であって、肥溜めや、便所や、底なしの深淵ではないのか。
7.生成完了
8.悪の葛藤
9.時めく筆記
10.飽くなき予報
11.愚かなプロセス
12.余白
13.存続期間終了
14.承認
15.脳天
16.吹雪という新しい中毒
17.掃滅

栞文は、川柳をつくる嘔吐彗星氏、暮田真名氏の御二方による。紹介します。

ここまでの川柳には、負荷は感じても抵抗は感じずについていける。しかしササキリの句集を読む体験は、けっして享受の側面だけでは語れない。

嘔吐彗星「無―題 立ち往生するか無理か」

たしかに「不機嫌な青年」というペルソナは川柳にはなかった。しかしここであらわになる粗暴さは、家父長の持つそれと根底のところで同じものだ。

暮田真名「恍惚の外から」

巻末解説は、川柳をつくるようなの氏による。紹介します。

この「頑張る」を、つまり「切羽詰まると」のニュアンスで記憶していた。

ようなの「巻末解説」

あとがきは、川柳をつくるササキリユウイチによる。紹介します。

筆記が貴方に賜予する光景も事後的に報じられている。

ササキリユウイチ「あとがき、予備知識」

第一川柳句集『馬場にオムライス』も持って行きます。⇩

通販もします。とはいえ、まずは会場でお会いしましょう。

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