佐々木敦

思考家。文筆家。HEADZ主宰。 文学ムック「ことばと」(書肆侃侃房)編集長。 映画美…

佐々木敦

思考家。文筆家。HEADZ主宰。 文学ムック「ことばと」(書肆侃侃房)編集長。 映画美学校言語表現コース「ことばの学校」主任講師。

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  • 佐々木敦ノオト

    日々の出来事や雑感を綴る「記」、さまざまなジャンルの「評」、連載を含む長短の「論」等から構成される佐々木敦のひとり雑誌です。

記事一覧

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サウンド=アートの境界画定(1)

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佐々木敦
4週間前
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言葉と物と音についてー一多和田葉子とカールステン・ニコライ一一

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佐々木敦
1か月前
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親密さ、とは何か? あるいは距離についてー『親密さ』論

『映画よさようなら』(フィルムアート社、2022年)収録の書き下ろし論考です。  『親密さ』(二〇一二年)は、濱口竜介がENBUゼミナール映像俳優コースの卒業制作と…

佐々木敦
3か月前
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神と人との間ー『偶然と想像』論

『映画よさようなら』(フィルムアート社、2022年)収録。初稿データなので単行本とは一部表記が異なる可能性があります。 偶然性にあって、存在は無に直面している。…

佐々木敦
3か月前
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言語の習得と運転の習熟ー『ドライブ・マイ・カー』論

『映画よさようなら』(フィルムアート社、2022年)収録。初稿なので単行本とは異同があるかもしれません。  村上春樹の短編小説「ドライブ・マイ・カー」は『女のい…

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3か月前
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彼女は何を見ているのかーひとつの濱口竜介論

『この映画を視ているのは誰か?』(作品社、2019年)収録。初稿なので単行本とは若干異同があるかもしれません。  まぶただけ開いてまだ眠ったままの目が、一瞬、見…

佐々木敦
3か月前
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「ホラー映画」の内と外

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佐々木敦
3か月前
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普段の生活 第八回(二〇二一年)

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佐々木敦
4か月前
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私と映画、私の映画

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佐々木敦
4か月前
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普段の生活 第七回(2019年)

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佐々木敦
5か月前
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普段の生活 第六回(2018年)

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佐々木敦
6か月前
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普段の生活 第五回(2014年)

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佐々木敦
7か月前
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普段の生活 第四回

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佐々木敦
8か月前
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普段の生活 第三回

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9か月前
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普段の生活 第二回

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佐々木敦
11か月前
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普段の生活 第一回

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佐々木敦
1年前
6
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親密さ、とは何か? あるいは距離についてー『親密さ』論

親密さ、とは何か? あるいは距離についてー『親密さ』論

『映画よさようなら』(フィルムアート社、2022年)収録の書き下ろし論考です。

 『親密さ』(二〇一二年)は、濱口竜介がENBUゼミナール映像俳優コースの卒業制作として監督を務めた作品である(濱口は同コースの講師だった)。それぞれ二時間を超える長さの二部構成で、トータルで255分、大長編と言ってよい。もっとも濱口は、その数年後に更に長い(317分)の『ハッピーアワー』(二〇一五年)を撮ることにな

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神と人との間ー『偶然と想像』論

神と人との間ー『偶然と想像』論

『映画よさようなら』(フィルムアート社、2022年)収録。初稿データなので単行本とは一部表記が異なる可能性があります。

偶然性にあって、存在は無に直面している。
『偶然性の問題』九鬼周造

人生においては、偶然というものを考慮に入れなければならない。偶然は、つまるところ、神である。
『エピクロスの園』アナトール・フランス

1。偶然性の問題

 昭和十年(一九三五年)のことなのでずいぶんと昔の話

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言語の習得と運転の習熟ー『ドライブ・マイ・カー』論

言語の習得と運転の習熟ー『ドライブ・マイ・カー』論

『映画よさようなら』(フィルムアート社、2022年)収録。初稿なので単行本とは異同があるかもしれません。

 村上春樹の短編小説「ドライブ・マイ・カー」は『女のいない男たち』の冒頭に置かれている。六編が収められたこの短編集は、この作品から最後に据えられた書き下ろしの表題作まで、ざっくりと「女のいない男たち」(作者自身が「まえがき」で述べているようにヘミングウェイの短編集のタイトル“Men With

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彼女は何を見ているのかーひとつの濱口竜介論

彼女は何を見ているのかーひとつの濱口竜介論

『この映画を視ているのは誰か?』(作品社、2019年)収録。初稿なので単行本とは若干異同があるかもしれません。

 まぶただけ開いてまだ眠ったままの目が、一瞬、見えた。それからすぐに、目は暗闇を見て、わたしを見た。良介は筋肉の反射反応のように素早く強く目をぎゅっと閉じて、それからまた開けて、わたしの両手に包まれたその顔からわたしを見た。
柴崎友香「寝ても覚めても」 

 したがって、見つめ合う二つ

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