筋肉の状態からアプローチを考えていく
こんにちは。
ただやらないのと知っているけどやらないという選択の違いで、後々の不満に直結するなとしみじみと思う佐々木譲崇です。
身体は本当に面白くて、学べば学ぶほど深いことに気づき更に学ばないといけないとは思っています。
しかし、学んでも活かせないような知識も多々あります。
それなのに、なぜ学ぶのかというと、知っているけどやらないという選択をすることで自分のやることの質を高めたいからです。
筋肉一つとっても色々なことを考えなければいけません。
脳の働きや神経の働き、内臓の働き、他の筋肉の働き、その筋肉の状態などあげればあげるほど出てくるので、キリがありません。
でもこれを知っていることで対応できる幅が変わってきます。
今日は、知らなくてもいいけど知っていると便利な筋肉の状態についてお話ししていきます。
筋肉が硬いってどういう状態?
「筋肉が張っている」
これは誰しもが一度は感じたことがあることだと思います。
しかし、筋肉が伸ばされて硬いのか縮こまって硬いのかそこまで感じたことがある方は少ないと思います。
でもここは感じれた方がいいんです。
伸びているか縮まっているかでやることが異なるので。
ここが感じれない方は、自分の姿勢のタイプから大きい筋肉だけどうなっているかを覚えましょう。
姿勢の見方は至って簡単。
踵を壁につけて立つだけです。
ここでみるポイントが2つ。
1:腰の隙間が、手のひら1枚分より離れているか近づいているか
2:後頭部が、壁についているか離れているか
無理に力を入れないようにだけ気をつけましょう。
まず1の時に腰の隙間が大きかった人の筋肉の状態を説明します。
縮こまっている筋肉が、ももの前(大腿直筋と腸腰筋)、背中(腰部脊柱起立筋と広背筋)です。
反対に伸びている筋肉が、ももの裏(ハムストリングス、大内転筋)、お腹(腹筋下部)です。
腰の隙間が小さかった人は、この真逆になります。
次に2の時に頭が壁から離れている人の筋肉の状態を説明します。
縮こまっている筋肉が、胸(大胸筋)とお腹(腹筋上部)です。
反対に伸びている筋肉が、背中(胸部脊柱起立筋、僧帽筋)です。
2の場合は、1の影響を強く受けるので、まずは1の方から考えてあげる必要があります。
筋肉の状態がわかったところで、次はどういうアプローチをしていくか。
これはとても簡単で、縮こまっている筋肉は、ストレッチをしてあげて、伸びている筋肉は、使ってあげれば大丈夫です。
縮こまっている筋肉が緩まない時は、専門家に頼りましょう。
少しマニアックな内容になるので。
筋肉を使う=重りを使うという考えにはならないようにきをつけてください。
まずは、自重からやって徐々に重りを使っていかないと思ったような効果が得られないので。
では、僕からは以上です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?