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ルヴァン横浜FM戦:誰かの希望の星

靭帯断裂を複数回経験している選手、彼等の復帰と活躍はいつだって希望の星だった。
名古屋の米本と宮市と。
特に昨年、宮市が代表復帰したのは特に彼のファンではなかったけど胸が躍った。3回やってもここまで来れるんだって思った。
それが暗転したことは俄に信じられず、その2ヶ月後に札幌でも、予想もしない負傷のリリースを見ることになるとも思っていなかった。

7月から10ヶ月、9月から8ヶ月。それぞれ4度目となる靭帯断裂を経験したふたりの選手が、対戦相手同士として同じ試合で復帰する って映画かドラマの脚本でもなかなか書けないような筋書き。

作り話みたいなドラマチックな出来事は、チームや選手をながく見続けていると時々起こる。
それはどんなにつらいことがあっても、物語を投げ出さない、あれが伏線だったと唸る展開がこの先のどこかにあると信じて、決してバッドエンドの物語じゃないと信じて、この物語読んでてよかったって心底思える瞬間があると信じて、ページをめくり続ける度胸と勇気を捨てさせない、のだと思う。

試合が終わってから、自分の名前のコールを背にして引き上げる宮市に深井が歩み寄ってくのを見た。アウェイ側のゴール裏からは拍手が上がってた。遠目でも笑顔で話してるのはわかる。聞こえるはずのない会話を思う。

宮市を希望の星と書いたけれど、深井もまた誰かの希望の星なんだろうな。
彼等の昨日の姿が、今絶望の淵にある誰かの、次のページをめくる勇気になればいいなと、心から願う。



600字で満足したのでここまででもいいかと思いましたが一応日記なので昨日のいろいろ。

・ドームに着いてコンコース上がったらちょうど深井さんの歌だったのでご機嫌になった。でも怪我してたらどうしよう、とか悪い予想もしてしまう。なにごともなく復帰戦ができてよかった本当に。

・前半は深井さんしか見てなかったようなもの。でも髪が伸びて誰かわからなかった。今まで頭で見分けていたんだろうか私。

・ルヴァンになんでマルコスジュニオールとか水沼とかいるのねえ。鞠こわい。そんな怖い鞠相手に、トップには及ばずとも決して破綻してない。駒井さん以外ほぼフルターンオーバーやってもここまで出来るようになったか…という感慨。

・ルーちゃんの同点弾に繋がったひろむくんの切り返し祭り。ああやって結果に繋がるの見るのうれしい。ミラン殿のゴールも。なにげなくルヴァンの得点ランキング2位なんだよねミラン殿。そして結果を出したかったであろう大嘉は頑張って怪我を治せ。今年は修行だ。

・リョーちんのゴールってなんでああもかっこいいんだろう

・鞠の25番(吉尾さん)が足つって倒れたのを桐耶が介抱してた。これはよくあるいい場面。 そのあともよろよろ動けない25番(吉尾さん)のために水のボトルを取りに行って渡してあげた桐耶の善行が勝利を呼んだのかもしれん。もっともそのあと、福森が傷んでるのは放置していた模様。

・試合後の帰り道、外国人ファンが盛り上がってた。神風ハチマキどこで売ってるんだろう。夜は寒いのに鞠サポの若手が半袖/ノースリーブで歩いてた。夜のドームを妙に盛り上がって撮影してた。風邪ひくなよ。

8日間に3試合は日記を書くのも大変!

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