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一瞬でタイムスリップ!


「桂雀太独演会」~初めての落語は、
私にとってマインドフルネスな時間となりました。

”今ここ!”に全集中✨



桂 雀太 師匠をはじめ
演者の皆様、素晴らしい時間をありがとうございました。



*********


落語家さんの話術で、言葉だけで、

その場の情景や風景、人物像、人々のやり取りを
脳内で映像化し、

気付けば頭をフル回転させて
夢中で話を聴いていました。


まさに「今ここ!」に集中していて、
私にとってマインドフルネスな
時間になっていました。



演者と観客との間に生まれる”一体感”
のようなものを感じることができたのは、
”落語家さんの話を受けて、私達が想像する”
という、キャッチボールのような
やり取りが生まれるから?


他のエンタメにはない魅力を
こんなところに感じました。




本編に入る前の話(”マクラ”と言うんですね)で
初めましての私も緊張がほぐれ
(←すでに超面白い)、
演者さんとの距離が
ぐっと近く感じるようになったかと思うと…


その後、ふわっと違う世界に
吸い込まれていきました。


まるで、”タイムスリップ”でも
したかのような
不思議な感覚でした。


これは見事としか言いようがありません✨




そして、話の内容自体は
日常を切り取ったもの。
特に大袈裟な結末があるわけではなく、
まさに大衆劇場。


登場人物の中には
どうしようもない人達もでてきて

「仕方ないない奴だなあ」
と思わず言いたくなるけれど、
なんだか憎めなかったり、
くすっと笑いたくなる。

人間の弱い部分も
ありのままに語られていて、
人間くさくていいな、って。



あ、ちなみに
古い関西弁で話されていましたが、
わりとふつーに耳に入ってきました。
というか、
おじいちゃんを思い出して懐かしい感じ。
私にとってはとても心地よい言葉でした。

(←その後、家でめっちゃ関西弁にもどってる私w)



こんな風に、初めての落語を
色んな角度から楽しんだ私なのでした…



*********


会社員時代、人前で話す仕事が多かった私は
ある方に落語を勧められていたけれど…

その人は仕事はできるが
人間的に好きになれなかった人
(←○○ハラおやじ)
だったので、

その人がすすめるものだから、という理由で
落語を避けていたところもありました💦



でも、そこから20年以上経ち
今回素晴らしいきっかけを
いただいたことで
落語の面白さ、魅力を
知ることができました。


今までなんと勿体ないことを
していたんでしょう!


とはいえ、これも何か意味があったのかも。


初めての落語が 桂 雀太 師匠だったことに
素敵なご縁を感じております。


*********


まだその世界の扉にもたどり着いていない人に
「面白いからのぞいてみなよ」
と言われても
私には関係ない、
と思ってしまうこともあるけれど、


”○○さんがすすめてくれるなら、
これはなんだかおもしろそうだぞ!
私もご一緒したい!”

となります。
改めて”誰が”って大事だなって思いました。


そんなきっかけをくださった皆様に
改めて感謝いたします。







そして、改めて 
桂 雀太 師匠を筆頭に演者の皆様、
たくさんの学びと笑いを
本当にありがとうございました。

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