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2020.08.10  晴 27°/34° 年貢サマーサマー

今日は珍しく日中の更新です。朝起きたら畑スタートなのは変わらないのだけれど。もう日に日に暑くなっている気がする。あっという間に身体中から汗が滲んできて、全身が汗で濡れていると感じるくらい。しかし人間の体はよくできていますね。ときおり、雲が太陽に隠れ時に、スゥ〜とそよ風がふくと体の熱が一気に冷めていく。ひんやり心地いい。すぐに太陽は顔を出して私を照らして暑くするけれど。ああ。これが夏だよなぁって、嬉しくなってくる。水筒に入れてきた麦茶が美味しいわけです。

今日のカバーは 青くても辛いよ鷹の爪 です。

収穫して、炒め物にしても美味しいです。香りと辛さが最高です。かなり辛いけれど・・・

さて。今日は黒秀くんのお話。

みんな畑に連れていくよって、そう豪語しながら皆を連れて行ったのがつい先日の話。声をかけながら、次はあなたの番!って順番に定植して行ったのけれど、待っていた苗たちがにわかに話始めます。

「おかしい。植え穴が足りないね」

そう。植える場所が足りなかったんです。植えることができなかった苗が3本。しっかり計算をしていたつもりが、足りません。

その日の夜、庭で話す声が聞こえます。

「私たちは取り残されたんだ・・・」

それから毎日のように夜な夜な悲しい話し声が聞こえる。私はなんとか畑へお引っ越し願おうと思ったのだけれど、なかなか場所が作れなくって。申し訳ない気持ちでいっぱいに。しかしようやく場所を作って、マルチを引いて。ようやく今日。みんなと同じ畑へと引っ越しです。

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私たちは帰ってきた

みんなと同じ畑とは言いつつも、奥の畑へ場所を作ったので。みんながいるところからはちょっとばかし離れています。先日植え替えを行った時よりも、心なしかポッドの中で成長していて、さらに立派な苗になっています。

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ベニーさんの隣に陣取りました

奥の畑は、奥まったところにあるのことと、隣に建物があるので日照量は少し少なめ。しかしその分他の場所に比べると気温が上がりにくいので、最近の猛暑の環境であれば、少し日陰がある方が作物は育ちやすいのかもしれません。水切れになることも少ないだろうから。

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これでバッチリ!

今年の気づきとして「暑さを和らげるために陰を作ること」があります。ホームセンターで売っている資材を使うのももちろんいいのですが、背が高い作物の影を使うっていう方法があるな!って。今回はたまたま先に植えた甘とうだったり、里芋の後ろにきゅうりを植えたことで、自然と遮光されて暑さを和らげている。たまたま気がついたのだけれど。これは来年に生かすことができそう!なんて、まだまだ夏が過ぎていないのに、もう次の夏を想像してる。

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さらに奥には生姜と落花生

あまり奥の様子は紹介していないのですが、落花生を植えてある畝から、さらに奥。こっそりと生姜を植えていたんですね〜。写真の手前。たしかこの子は山梨に出掛けたかえりに須走の道の駅?で見かけて、連れ帰ってきた種生姜くんだったはず。なかなかお相手もしていないからか、芽が出てこなくて心配だったのですが、ここへきてようやく葉っぱを広げ、大きくなってきました。私の地域は地元の葉生姜が出回るのですが、きっと今抜いたら葉生姜として美味しくいただけることでしょう。まだ収穫はしないけれど。

今回も畑では収穫できそうな野菜がたくさんいたけれど。食べきれないくらい実っていて、どうしようかなぁって思っていたけれど。折よく畑を貸してくださっている友人がいたので、ここぞとばかりに収穫して手渡しすることができました。こうして畑で気持ちよく作業できるのも、貸してくれる人あってのこと。

畑を貸していただいている年貢の代わりではないですが、こうしてお礼として栽培した野菜でお礼ができるのも嬉しい話。自分で収穫した野菜だから、買ったものより受け取りやすいって面もありますし、喜んでもらえる。これも年貢様様。

お盆休みが始まって二日だけで、かなりやりたいことをこなしてしまって、次はどうしようかと考え中。今日はネット上で、秋向けのタネを物色中。休み中に手配をかけたら、秋の苗をタネからつくってみよう。そして苗が余ったらそれも、お裾分けしようっと。

今日はのんびり読書をして、お酒を飲んで早く寝ることにします。

お疲れ様でした。

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