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【part11】note理想の街企画で知り合った友人達とマイクラ武者修行始めました【大阪城を作る】


著者近影

あけましておめでとうございます
もうこの挨拶適してないかな?とか思ったけど筆者が住む関西では15日の小正月にお飾りをお焚き上げするどんど焼きまではギリ正月のカウントなのでセーフ。

改めまして
読んでくださってありがとうございます。
新年初おばんです。笹がきゴボウです。
「note理想の街企画で知り合った友人達とマイクラ武者修行始めました」略してティークラ
2024年も我が道を往くスタイルでマイペースに楽しんで色々作っていきたいと思います。
どうぞよしなに。

元旦に作ったお雑煮とおせちに満足してくれた奥さんと0歳児がマッタリ寝正月と洒落込んでるスキに新春初建築だとばかりにいそいそとログインしたら既に先客がクラフトしていて新年の挨拶よりも先に「え!?なにしてんすか?」が口をついて出た1月1日、皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか。

折角だから新年っぽいフォトジェニックなもの作ろうぜ~って遊ぶ図

そんな良く言えばモチベーションが高い
悪く言えば暇人集団の我らがティークラサーバーでの新年一軒目の建築と言う事でここは普段からコツコツ集めた資材を一丁派手にパーッと使って景気の良い建築がしてみたい所です

と、言う訳で今回は以前繋いだネザー鉄道の先にある【和風区】に和風のお城を作ってみようと思います

こちら今回の決戦の地となるバトルフィールド
平野部が広がる桜バイオームですね

まずは何をするにも整地です
普段は自然生成された地形に合わせた建築を心掛けているのですが、モノがモノだけに大規模になりそうなので一旦桜の木を撤去して地形も削ったり埋めたりして用地を確保したいと思います。

これに先駆け、ジャングル拠点で待機してもらっていたアレイ君達を2名和風区に連行ご招待し果てなき労働生活整地のお手伝いをしてもらいます。

職業管理局の者だ、君たちにはこれから働いてもらう

やっぱりアレイがいると整地がはかどりますね。自分は削るだけでOK、ブロックはアレイが集めて届けてくれるというのは同じブロックが大量に出る整地では殊更に輝きます。

ごめん、ちょっと邪魔

街作りのやり方は人それぞれですが、今回は小高い位置に和風のお城があり眼下に武家屋敷や商人達の建物が立ち並ぶ城下町という建築テーマなのでパキッとした区画整理があった方が映えそうです。
この区画は前々から「やりたいです」と手を挙げていた方がいて、その指示に従って用地を確保

拓けた用地には今回のメイン建材の一つである銅ブロックを干しておきます。最大まで錆びさせて使いたいので進行しやすい4マス間隔で展開。

上から見たらこんな感じ
繋げて置くよりこの間隔で離して置いた方が錆びる速度が圧倒的に早くなります

和風区の地図はコチラ
「左手の黄緑色のエリア辺りを使ってゴボウさんには一番メインの天守をお願いします」と、言われた時には流石に武者震いがしましたね

今回はこちらに51×57マスという広大な用地を使って筆者の地元にある観光スポットとしても人気の大阪城天守閣を作ろうと思います。
最初に参考にさせていただいた動画主さんのリンクを貼っておくのが最低限の礼儀かと思うので転載。

はい、建築勢なら御用達
軽妙なトークと築き上げた建築力、恐ろしいまでの投稿頻度で昨年の公式放送Minecraft Live2023のゲストにも抜擢された「鶴太郎」氏。
氏が昨年建築された動画を見ながら、分からない所や小癪にも我を通したい部分はアレンジを加えつつ築城を目指していきたいと思います。

動画や資料を観ながら方眼紙におこした設計図がこちら、撮影の前に我が家に住まう好奇心のモンスタープリンセス(0歳)の手により多くが引き裂かれ消失しましたがこれだけはなんとか半ベソかきながらセロハンテープで復元出来ました
最近チラシや包み紙をビリビリにするのにハマッているようです。閑話休題

気を取り直しましてまずは切り拓いた土地をバミり全ての基礎となる石垣を築いていきます。
ここでミスるとすべての計算が狂ってくるというプレッシャーからか、もう必要以上に何度も繰り返しマス数を数えていました

石垣に傾斜をつけつつ段数を重ねていきます。今回メイン建材は前述したの他に、コンクリートパウダークオーツ深層岩タイル、後は装飾用に竹ブロックを数スタックくらいと種類はそこまで多くないのでサーバーの仲間達と力を合わせて集めつつ空いたスペースに、銅を「作業しながら干し」して平行して進めていきます。

石垣部分(天守台)が完成しました。
上に蓋だけして中は空白というのはなんとなく気持ち悪い派のアレなので必要な高さまで石を流し込み、埋めてしまおうと思います。

石垣の上にコンクリートパウダーを積んでいきます。
今回大型建築と言う事で大量の資材を工面出来るかという不安があったのですが、砂と砂利に関してはめっちゃ簡単でした
改めてコンクリートパウダーってコスパ良いんだなと実感しましたね。

コンクリートパウダーで作った漆喰の1マス外側に垂木を張り、あえて隙間を作っていくスタイル。実際の大阪城にもある装飾ですね。

一段目の垂木まで貼れました。
現状前衛的なごま豆腐ですが、ここから屋根や二段以上を作ってお城にしていきます。

さて、満を持しての登場。ながら干しで十分に錆びさせ緑青が美しくなった銅ブロックをハーフにして回りから寄棟屋根を貼っていきます。
これほど銅ブロックを大量に使う機会は今まで無かったのですが、銅は集めたり焼いたり固めたりといった手間がある分、石切台で加工する際に最大8倍まで増えるという仕様がある為、使い心地に関してはそこまで悪くなかったですね。
石切台を持参して屋根の上でその都度銅を加工して使っていましたが、驚異の圧縮率のお陰でほとんど下界に降りなかったです。

銅ハーフと階段でケラバ(※軒の斜めverの呼び方)を作っていきます。
今回作業量自体は多いのですがハコは限りなく正方形に近い四角形で東と西、北と南で造りが対称なので一面が出来れば対面も出来たも同然というマインドで作成していた為精神的には楽でしたね。

目印にしたケラバを深くしつつ、すぐ後ろにハーフ一個分高い筋状盛り上げで装飾して凹凸感を出していきます。

はい、こんな感じです
この形をベースに少しずつ狭くしながら各階へ伸ばしていくのが基本構造です。

あの、なにしてんすか?ここ立ち入り禁止ですけど
え?施工業者の方すか?危ないと思いますよ…

先ほどの屋根から漆喰の壁を伸ばしていき二段

三段

四段と同じような構造のものを屋根違いで作っていきます

途中、足を踏み外して下の階に落ちるとなんか現代アートみたいになりますがこの辺りはご愛嬌
おまっ……連れの2人はどうしたんだよ?

四段まで出来たのでここからは深層岩タイルに持ち変えて現在は展望台になっているエリア(天守閣上層階部分)を作っていきます。
ここ現代では安全の為にガラス張りなんですけどね、ぶっちゃけイケてないので柵はリスペクト先の鶴太郎氏と同意見で鉄の格子で表現します。

最上階だけは軒下に垂木ではなく直線的な装飾が施されているのでハーフブロックに鉄トラップドアで薄く表現
この鶴太郎氏の建材選びのセンスすごく好きです。

最上階の屋根の中央にはアーチ型のケラバがあるので削ってハーフブロックで表現。
矢切( やぎり ※屋根と壁面の間のスペース)部分には金色の装飾が施されているので竹ブロックで表現します。
金ブロックを使いたい所ですが、階段ハーフが無いとこの後の細かい装飾を作る際色味が違って違和感出たので泣く泣く代替
金も銅のように加工出来る日が来るのを楽しみにしています公式さん。ねぇ公式さぁん!

うん、ごめんちょっと邪魔

最上階の屋根を貼ると大まかなシルエットが浮かび上がってきますね。
ここからは各階に窓を空けたり、破風(※はふ 屋根下の三角の部分)に装飾を加えたりして一気にディテールアップをしていきます。

まずは一階部分の石落としから設計図を元に漆喰の壁の下から1マス上に石落とし用の穴を空けたり所定の場所に窓として鉄格子をはめていきます。

この際、壁がコンクリートパウダーだったので必要以上に1列穴を掘らないといけないのが地味に手間でしたが、逆に考えれば一番下にさえ手が届けば上から勝手に一列分落下して来てくれるので、城の内側からなら足場を組まずに楽にグルっと一周穴を開けて回れるなと気付いてからはスムーズに終わりましたね。

空いた穴の1つ上に落下しない羊毛、鉄格子、壁埋めのコンクリートパウダーと流れ作業で一気に作っていくのが楽しかったです。

こんな感じです
一気に堅牢な守り感が出てきましたね

上階にも同じような窓を作りつつ、ここからは矢切と破風の装飾に入ります。

大きな建物なので屋根も厚みを持たせているのですが、こうすると装飾の幅も広がりますね。
今回は屋根、装飾、そして漆喰の三段構えで表現出来ました。
正直、破風の装飾が全行程の中で一番楽しかったです。

こんな感じです
少しずつ完成に近づいているのがワクワクしますね。
建築歴の浅い筆者でも、お城を作れるのだという実感が沸いて来てこの辺りのモチベーションの上がり方がすごかったです。
例えるなら自分でも守護霊を呼び出せるのだと確信した喜びが原動力となり土壇場で始めてエクスペクト・パトローナムを成功させたハリー・ポッターのような心境とでも言いましょうか(細かすぎて伝わらんやろその例え)

天守閣上層階部には金箔で出来た虎「伏虎(ふっこ)」の装飾があるのですが、流石にマイクラでそれを再現するのは鬼畜の所業なので何となくのシルエットで

屋根上にシャチホコを飾ります。竹ブロックが実装されてから金色っぽい装飾が作りやすくなりましたね。嬉しい限りです。

装飾パートとしては最後の天守閣上層階の矢切装飾。苦労もあった分なんだか愛着が沸いてしまって「終わっちゃうのが寂しい」と感じたのはマイクラやってて始めての経験でしたね。

最後に破風にボタンやらランタンやら細かい装飾を施してケレン味を追加していきます。
参考にした鶴太郎氏はこうだったけど、ボカぁこう思うんですよね~なんて生意気にもオリジナルの要素を差し込もうとしていますね。

仕上げに天守閣への入り口となる「小天守台」を作ります。
ここ現代では昨今のバリアフリー化に配慮して平成の大改修で石垣の真横にガラス張りのゴッツいエレベーター通るようになったんですがマイクラなのでガン無視して建築的なカッコ良さを優先します。立って歩け、前へ進め。あんた(プレイヤー)には立派な足があるじゃないか。が運営スタイルですよろしくお願いいたします

小天守台はややS字型の道になっているので床を五段に分けて少しずつ上れるように調整
本丸の天守台と同じくこちらにも最後まで石たっぷりに詰め込みます

床には統合版の特権である光源ハーフを駆使し、わき潰しします。

このハーフブロックが光を透過する統合版の仕様は天守閣の屋根には効果テキメンでしたね。
是非これからもこの仕様でいて欲しいです。今後のアップデートで万が一にでも失われたらあっという間にモンスターキャッスルと化すので

と言う訳で大阪城天守閣完成です。

ここまで読んでくださってありがとうございました。
まずは資材集めや整地、天守台内部の埋めたて作業等、時間のかかる単純作業を率先して買って出てくれたティークラメンバーに感謝を
ありがとうございました。皆さんがいなければ投稿は一週間以上は延びていたかも知れません。

自分で一から作ってみて、改めてリスペクトした鶴太郎氏がいかに緻密な設計の元、動画として分かりやすく早く作れるように心を砕いていらしたのかが伝わって来て大変勉強になりました。(イメージ妨害の意図は無いんですけど、多分あの速度でスムーズに建築出来る氏は裏で相当試作を積み重ねられているでしょうしね)

今後も学ぶは真似ぶの精神で、先人達が築き上げてきたノウハウを栄養にしつつそこから先に進めるような建築を目指して今年もコツコツ作って行きたいと思います。

次回は折角築城出来たので城の内装にも手を出してみようかと思います。
それでは今年もどうぞよしなに。ノシ

仲間の1人が影Modで撮影してくれました。
嬉しかったので載せます。


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