価値は自分ではなく相手の感情が決めるもの ④
前回は、もう「原価」などに縛られることなく、世の中にある高価なものっていうのはほとんどが「原価」なんてないようなものなので。
なので、そこを「原価×3倍だ」「これにしなくちゃいけない、これ以上取ったらぼったくりだ」などと思うんじゃなくて。
自分がつけたい金額を満たすために、お客様に喜んでお金を払ってもらうにはどんな内容を網羅すればいいか?っていう視点に変えてもらいたい、という話をしました。
そういった視点に変えることで、まずは自分の感情。矢印が自分に向くんじゃなくて相手の感情が決めているものなので、まずは相手が、っていう風に思ってもらいたいんですよ。
そうするとまったく違うイメージとか発想が出てくると思います。
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。。。今の話を聞いて、あなたの競合他社を
調査してみたりしましたか?
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中にはあなたの会社よりはるかに高く、びっくりするような価格設定している所があるのではないでしょうか?
じゃあ、だからといって競合他社がぼったくってるのか?というと決してそうじゃないですよね?
結局、競合他社は、それ以上の価値を提供しているから喜んで払っている人がいるって事なんですよ。
そうじゃなかったら、今ごろその会社は潰れてますよね?
なので、自分が考える価値基準じゃなくて、「お客様が感じる価値」に評価すれば、競合他社のようにびっくりするような価格を取るって事もできるってことなんですよ。
あなたが価格を決めてしまえば、後はそれに対してお客様が満足するためにはどうしたらいいか? っていう発想に変わってくるんですよ。
おそらく原価でいったら、似たようなもんだと思うんですよ。
それを相手は、びっくりするような価格を取っている。でも自分はあまり取れていない。
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この差は何か?っていうと
「相手が感じる感情にフォーカス出来ていない」
っていうことなんですよ。
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なので、もっと商品にフォーカスするのではなく、「お客様の得たい願望」にフォーカスをすれば、どんな価格を提示すればいいのか?
そして、どんな商品をラインナップすればいいのか、っていうのが見えてくるので。
もっと自分基準ではなくて、お客様基準。お客様の感情にもっとフォーカスしてもらいたいってことですね。
そうすれば、堂々と自信を持って高額を提案することができるってことですね。
なのでこの視点は、ぜひ忘れずに、「もう原価に縛られない!」っていうのを決めてください。
で、自分が欲しい価格の目安は10倍ですね。10倍の価値を提供するという風に思って下さい。
なぜかというと、相手は自分が提示した価格の1/10ぐらいしか価値を感じていないからです。
例えば10万円と価格がついてるとします。その場合、自分は100万円ぐらいの価値を提供する、って考えれば丁度いいですよね。
なぜかというと、相手は10万円という値段がついていたとしても、実際は1万円位の価値しか感じていないからなんですよ。
なので、10万円だから10万円分の価値を提供するっていうと、ちょっと高いんじゃないか?って思われてしまうので。
自分は100万円ぐらいの価値を提供するっていう「価格決め」をすると丁度いいって事ですね。
ま、自信がついてからでいいと思うんですけど。自信とか実績とかがついてから少しづづ上げて行くというような形で考えてみてください。
では今回の話はここまで。
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