価値は自分ではなく相手の感情が決めるもの ③
「原価」というのは、高くなればなるほどかかってないものが多くなります。そして、エゴを満たすものが増えてきます。
エゴを満たすものっていうのは、お金がかかってない事が多いですよね?
前回の例のように、名前を呼ぶだったり、クローゼットにしまうなんていうのはエゴの塊でしかないじゃないですか?
にも関わらず、原価がかかってないにも関わらず価格は10倍にも跳ね上がるわけですよ。とんでもない話ですよね。
ただこれって、同じ飛行機で10倍違う訳ですよ、同じ飛行機でも。
それを「ぼったくり」って思いますかね?利用する人は、たぶん思ってないですよね?
なのでこの、原価掛ける3倍っていうその固定概念を壊さない限り、本来の価値を見失っちゃうんですよ。
で、今言った通りにエゴっていうのは要は「感情」ですよね?
相手が感じる感情にフォーカスするとどんどんどんどん値段を上げる事が出来るっていう事なんですよ。
では、どうすればそのエゴを満たせる事ができるかっていうと、例えば先ほどの飛行機っていう物理的な物っていうのは大きく変えることができないじゃないですか?
多少席を広くするとか出す料理を変える位は出来たとしても、それ以上のものっていうのはできないですよね?
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要は、10倍取るだけの価値っていうのは
その原価からは計れないんですよ。
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って事は、同じ商品を提供したとしてもそれ以外の部分の価値提供は「特典」という形でつけて行くしかないんですよ。
ではそれはどうやって値段を上げていけばいいか、っていうと。
そのお客様が手にしたい「結果」ってありますよね?
要は、商品にある部分ではなくその先にある「結果」に対してお金を払っているわけですよ。
その結果をどのようにしたら拡大出来るのか?どのようにしたら加速できるのか?
こういった視点を持つことなんですよね。
そうすると、発想するものがどんどんどんどん変わってくるはずなんですよ。
お客様がどういう形でどういう物を提供されたらもっと高い金額を払うか?を考えて行くんです。
ポイントは、例えば20万円って価格を決めたとします。
すると、同じような形で今度は50万円って先に決めてみるのも一つの手なんですよ。
同じもので、価格だけ上げてみる。
そうすると、20万円という価格決めをしましたが、50万円ってつけた場合、どういうサービス・どういう内容だったら喜んで払ってくれるか?っていうのを逆算で考えていくんですよ。
そうすると、お客様が満足して喜んでお金を払ってくれるためには、何がそこに入っていればいいか?
どんな内容が網羅されている、もしくはどんなベネフィット提供できるか?ってことになりますよね?
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だから、全て逆なんですよね
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50万円だったり100万円払ってもらうには?って考えていくんですよ。
そうすると、もう原価なんて知れてますよね?同じじゃないですか。原価が上がるって事はないですよね?
ただその、手に入れる「価値」の部分を変えてあげれば、50万にする事が可能だってことですよね?
なので、「原価」にもう縛られないでもらいたいんですよね。
世の中にある高価なものっていうのはほとんどが「原価」なんてないようなものなので。
なので、そこを原価×3倍だ。これにしなくちゃいけない、これ以上取ったらぼったくりだ、って思うんじゃなくて。
そういう風に考えるんじゃなくて、自分がつけたい金額を満たすために喜んでお金を払ってもらうにはどんな内容を網羅すればいいか?っていう視点に変えてもらいたいんですよね。
。。。ちょっと長くなっちゃいました。
あと少しなんですが、今日はここまで。
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