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兵頭九門のキャラソンを語りたい

晴転のシンカー

「晴転のシンカー」 
歌唱:兵頭九門(CV.畠中祐)
作詞:sasakure.UK
作曲:sasakure.UK


この曲はイケメン役者育成ゲーム「A3!」に出てくるキャラクターのキャラソンです。
ジャケ写の1番上の紫色の髪の子が歌っています。
彼は兵頭九門くんといいます。

九門くんのキャッチコピーは「お兄ちゃん大好きなヤンチャ役者」
初期情報としては、人懐っこくて元気一杯、野球をしていた体育系で超ブラコンです。
ジャケ写はなかなかクールな仕上がりですが、デフォルトは弾けんばかりのニカッと笑顔な子です。


さぁ、ここまで話してきて、どんなキャラソンを思い描いているでしょうか?
元気一杯に兄への愛を歌うパリピ曲?真夏の太陽が似合う野球の応援歌っぽい曲?


違うんです!!!
初期情報には書いていませんが、実は彼………………(この後、盛大なネタバレします)




プレッシャーに弱いんです。
大事なときに熱を出してしまうんです。
彼は野球部でエースピッチャーでしたが、大事な試合のときにいつも熱を出してしまい、結果、自分から野球部を退部してしまいました。

そう、なかなかやり遂げることができないのです。
そして、そういう経験をしてきたことで、新しく何かするとき「今度こそ!!」と意気込み、それがプレッシャーとなり、また熱を出すという負のスパイラルに嵌っていました。


さて、この負のスパイラルをどうやって抜けたのかはアプリでストーリーを読んでもらうとして、キャラソンの話をしましょう。

初めて曲を聞いたとき、私は驚きました。
「九門のキャラソンはただただ底抜けに明るい曲じゃないかな~?」と予想していたからです。






全然ちゃうやん?!!
いや、アップテンポではあるんだけど、明るい曲ではない。
むしろ、心の葛藤、もがきが痛いくらい伝わってくる。

直射日光と 輝いてくストーリーを
炭酸水越しに 眺めては目逸らしていた

こんな風に諦めていたのかなと。

未練はある。けど、もうあそこにいられない
諦めたくないのに、諦めざるを得ない
でも…………

この思いがずっと行ったり来たりしている感じが苦しいのよ。
(あと、この曲結構、息継ぎしにくいから、そういう意味でも苦しい。)




でもね!曲中に徐々に状況が変わっていくんですよ。

ツーアウトから 輝いてくストーリーに
向き合ってみた また悪魔が囁いた
期待と不安で 溢れそうな胸の奥
「大丈夫だ」って 背中を押す人が居た

ひとりで悶々と悩んでいたところに、「大丈夫だ」って背中を押してくれる人が現れたんですね!
いや、正確には「人たち」かな!

心強い仲間の存在で、もう一度踏ん張り始めます。


そして、私が一番好きな歌詞

「もう一度だけ、進む覚悟はあるか?」

これまでの苦い経験から進むことに抵抗というか、弱気になっていると思うんですよ。
だけど、仲間と一緒に頑張って進んできた。

そんな中で、ダメ押しのように「もう一度だけ、進む覚悟はあるか?」と聞いてくる。



悪魔かっ!!!!
なんでそこで確認してくるの?!?!
「やっぱり今回もダメかも……」って不安になるやろがい!!!


でも、そのあとの歌詞から分かるんですよ。
「進む覚悟はある!」と答えたんだろうなってことがね!!

そう、最後の最後で「覚悟があるか」と聞かれることは、過去の苦い経験から吹っ切れるために必要で、エンジンをもう1ギア上げるきっかけになっていた。
そうすれば、もう立ち止まらずにやり遂げることができるからね!


そして、最後

もう雨は上がっていた

この曲のタイトルを思い出して!

「晴転のシンカー」
彼の人生は、大事なときに土砂降りが降る人生だった。
それが、”晴”れに”転”じたんですよ!
まさしく晴転ですよね!そして、これからの九門の人生は晴天の人生だと思いますよ!


この曲は私にとって、もう1度頑張る勇気をくれる曲です。


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実はこれ、【#スキな3曲を熱く語る】に参加しようと思って書いたnoteです。
しかし、1曲書いただけで締め切り日を迎えてしまいました。
でも、せっかく書いたので、熟成下書きとして公開します( •_•)ง

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