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(株)ミナトのパーパス その2

はじめに

前回同様、小樽商科大学の履修証明プログラム「病院経営アドミニストレーター育成プログラム(通称:HUHMA(ヒューマ))」の最終プレゼンに向けて(株)ミナトのパーパスを考える。

病院経営アドミニストレーター育成プログラム | 小樽商科大学 アントレプレナーシップ専攻 (otaru-uc.ac.jp)

(株)ミナトのパーパス その2

(株)ミナトのパーパス ”ビジネスで医療を支援する”

前回考えたパーパスは、”住みたい場所に住み続けられるように、持続的な医療提供体制の構築を支援する”であった。

猿田個人の気持ちとしては間違っていないが、営利法人のパーパスとしては物足りない印象を持った。

今回は、弊社の人材紹介・M&A仲介・経営支援などなどの事業を通じて医療を支援したいという気持ちに寄せて考えてみた。

”ビジネスで支援する”とは

私自身は医療系の資格は何も持っていない。

直接的に患者さんに何かをしてあげることはできない。

私にできるのは医療法人の経営や運営の支援をする、医療提供体制を支えるということだろう。

医療提供体制を支える手段として、今は人材紹介・M&A仲介・経営支援というサービスを提供している。

またサービスの提供は無償のボランティアではなくビジネスであるという点も強調しておきたい。

ビジネスで支援するというのは、提供したサービスの対価はきちんと受け取ってお互いが持続的に発展できるようにという意味で考えた。

経験上、特に小規模の事業者からは人材紹介やM&Aの仲介料、コンサル料は高いと言われがちである。

それは料金を払ってトントンかマイナスになる提案には価値がなく、料金を払ってそれでも十分にプラスになる提案であれば、喜んで料金を払うというだけだろう。

医療機関が良いサービスを提供できるよう、(株)ミナトとしてより良い提案をしていく、それに対して料金をもらいお互いが持続的に発展していくことを(株)ミナトのパーパスとしたい。

さいごに

(株)ミナトを始めた後に、調剤薬局を直接経営したり、医療法人の役員になる機会があり、人材紹介やM&A仲介のサービスを受ける側にもなった。

正直、サービスを使う側になれば料金が高いなと思うことはある(笑)

しかし、その料金が払えない、払って十分に回収できないのであれば、そもそもその事業の継続は難しいかもしれないし、撤退すべき事業なのかもしれない。

医療介護事業において撤退は簡単ではないが、今後はどうやって撤退するかについても考えていかなければならないように思う。

さいごにの最後に、サービス提供者側の視点もサービス受ける側の視点も持てたのは自分にとって間違いなくプラスになった。

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