実話に基づいた小説 【沖縄物語] 第9話

私の処方せん

私にはいくつかの処方せんがあります。

その中でも今日は
「本の処方せん」をお話しますね。

私は約10年うつ病で悩まされた日々がありました。
精神科・心療内科かと通院してました。
そこではやはり
手っ取り早い方法として
処方箋を渡されました。

その時の「処方せん」は薬です。

昔から薬が嫌いな私
薬を飲むことへの抵抗はあるものの
仕方なく薬を処方しました。

薬は一時的にはよくなるものの
飲み続けると感覚がマヒしてしまい
段々と薬の量が増えるばかり…

ある時私は体の異変に気付いた。

その時に病院を変えることにした。

病院を変えて言われたことが
「この薬を飲み続けると糖尿病になるよ」

これを聞いてビックリしました。

実際の違和感が
喉が乾く、夜中トイレに行く回数が増えた。

糖尿病の人に多い症状だと認識しています。

その時私は薬の恐ろしさを実感しました。

病院を変えながら動き始めて色んなことがありました。

かなり中身が濃いのでここはハショリます。

私が断薬を始めようとしたきっかけは
ある本との出会いからです。

「あきらめる勇気」

という本です。

この本の著者はあの有名な
天才YouTuberゆたぼんの父親です。

中村幸也さんです。

幸也さん自身、若い頃はヤンチャで
自由の意味を履き違えてしまった過去があります。

でも幸也さんはそんな過去があったから
生まれ変わることが出来ました。

生まれ変わったことで
今までのことを反省して
自分自身と向き合いながらひた向きに生きてきました。

素敵な奥さんとめぐり逢い
5人の子供にも恵まれました。

2018年6月には沖縄へ移住しました。
その年の9月に私は幸也に出会いました。

ゆめのたね放送局の説明で初めて
幸也さんと出会いました。

そこからゆたぼんをはじめ中村ファミリーとの
お付き合いが始まりました。

そこで私は幸也さんの本
「あきらめる勇気」を紹介されました。

初めて題名をみた時の感想は
「あきらめる?」
「何を?」
ハテナがいくつか出てきました。

あきらめるには明らかにする
という意味がありました。

この本は凄く読みやすい内容になっていて
どこから読み始めてもわかりやすい内容になってます。

あっ、この人洗脳されてる
信者だ‼️
なんて思う人もいるのかもしれない😅

今の時代に考える信者って
昔の時代に考えていた信者と違ったりするのかな?

娘と話をしていて時々感じる違和感
ジェネレーションギャップ

最近私は娘が大好きなSnowManの歌を
聴くようになったので娘がこう言った。

娘 「SnowMman信者だ😁」

私 「信者じゃないよ」

娘 「そういう意味じゃない」

単なるファンのことを信者と言ってる。

なのでもしかすると
それくらいの軽いノリで言ってる人達もいるんだろうね。

ちょっと話が脱線しましたが
「信者」という単なるファンです😅

「あきらめる勇気」
この本、実は私まだ読みきっていません。

何故ならこの本は私にとっての
「処方せん」なんです。

時々開いて読むことはあります。

たまたま開いたらその内容が今の私に
必要な内容だったりします。

嫌なことがあったり、辛いことがあった時に
無意識に開いてます。

その本を読んだ後何だかスッキリして
気持ちが楽になります。

だからこの本は「処方せん」なんです。

この本が私の「処方せん」になったことで
この本に出会った3ヶ月後私は断薬に挑戦しました。

薬という「処方箋」は私には必要ない。

この本の「処方せん」が私に勇気と元気を贈ってくれました。

最高のギフトです🍀💖

断薬することは物凄く大変でした。
薬の副作用も辛くて大変
だけど私はその大変さを発信しました。
発信することで周りがサポートしてくれました。

周りに支えられたから
今こうして元気に活きてます✨

この本が今も私には「処方せん」なんです。

今は薬に頼らず色んな「処方せん」があります。

「歌の処方せん」も私の活力になってます🎵

「歌の処方せん」は
また次の機会にね。

つづく

サポートして頂きありがとうございます。 色んなことがありながらも今こうして生かされてることに感謝しながら歩んでいきます。