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イメコンを受けても自己肯定感が上がらなかった話
みなさんはイメコン(イメージコンサルティング)を受けたことありますか?
パーソナルカラー診断や顔タイプ診断、骨格診断、パーソナルデザインなどのことです。
色んな方の感想を読むと、「自分に自信が持てました!」とか「コンプレックスだと思っていたところが自分の魅力なんだと気が付きました!」という方が多い印象です。
そんな感想を読むたびに私は、「みんなすごいなあ」と思うんです。
「素直に自分の魅力を認められて素敵だな」って。
私も何度か受けたことがあり、今でこそイメコンにものすごくお世話になっているというか、受けて良かったと心の底から思っていますが、初めて受けたときはそう思えませんでした。
初めてイメコンを受けた時の感想
「やっぱり私はダメなんだ」
これが初めてイメコンを受けた時の感想です。
「アナリストさんは仕事だから仕方なく褒めてくれるだけなんだ」
「心にもないことを言わせてしまって申し訳ない」
って診断中ずっと思っていました。
それに顔タイプ診断できれいな芸能人の写真を並べられて「この方たちと同じタイプです」とか言われても「どこが同じなの?!」とも思ったし、メイクしてもらってる時にシェーディングをごりごりに入れられて、目もできる限り大きく見えるようにされて、「やっぱり私の顔はダメなところだらけなんだ」とどんどん自信喪失していきました。
でもそんなこと言うの申し訳ないから、診断してくださったアナリストさんには「自分に自信が持てました!」って感想を送りました。
そうやって嘘の感想を送ることに罪悪感もあり、「やっぱり私はダメな人間なんだ。私にはイメコンなんて意味ないんだ。」と思いました。
イメコンを受けても何も変わらなかった理由
なぜ何も変わらなかったかと言うと、自分を許していなかったから。
私はずっと「『きれいになりたい』なんて願っちゃいけない」と思いながら生きていました。
「私がきれいになる努力をしたらバカにされて傷つく。だったら傷つかないように『きれいになりたい』なんて思わないようにしよう」と思っていたんです。
それがやっと「きれいになりたい」という想いが芽生えてイメコンを受けたはずなのに、「願っちゃいけない」の方が強くてアナリストさんが言ってくれることを信じられなかったんです。
「イメコンを受けてよかった!」と思えるようになるまで
今、「イメコンを受けてよかった!」と思えているのは、その意識が変わったからです。
自分のことをかわいいとか美人とか思っているわけではないですが、「そんなにひどくない」と思えているし、「きれいになりたい」とも思っています。
変えるためにしたことは2つ。
1つ目は、自分を許すこと。
「私は私を許します。」
これを1日に10回言う。
当時受けていたコーチングプログラムで、他の受講生が「これをやって変わった」と言っていたので、私もやってみました。
2つ目は、鏡を見てにこっとすること。
コーチから「こうして外見コンプレックスを解消した」と教えてもらったので、1つ目と合わせてやりました。
初めの頃はそれはもう自分が気持ち悪くて気持ち悪くて・・・。
「何やってんだろう・・・」と何度も思いました。
それでも数か月続けてると、次第に心が軽くなっていきました。
「私はいったい何に縛られていたんだろう。『きれいになりたい』と思ってもいいじゃん。」と思えるようになったんです。
その後、過去にイメコンを受けたことを思い出し、色んなアナリストさんの発信を見て「この人から受けたい!」と思った方に診断していただくと、誉め言葉も素直に受け止めることができ、診断結果を活かして洋服やコスメを選ぶようになりました。
今では笑顔を褒めてもらえることも多くなったし、久しぶりに会った友達に「きれいになったね!」と言ってもらえることもあります。
これは本当にイメコンのおかげだし、受けてよかったです。
内から外
私の場合、外見を変える前にまずは自分の内側を変えることが必要だったんです。
結局自分で自分を認められたり信じられていないと、どんなに外見を変えようとしても満足できないし、どんなに人から褒められても信じられないんですよね。
「イメコンを受けて自信を持てるようになった」と言う人は、自分では「自信が無い」と思っていても、心の奥に自分を認める器を持っていて、イメコンを受けることで器が掘り起こされ、診断結果やアナリストさんの言葉を受け止められたんだと思います。
そういう方々は素直で本当に素敵だと思います。
でも素直じゃなくても大丈夫です。
器を持っていなければ作ればいいんです。
作るのは難しいし時間がかかるし面倒です。途中で壊れることもあります。
それでも、「自分が本当はどうしたいか?」を考えて、それに向かって諦めなければ必ず作れます。
もしも外見を変えたくて色々やってるのに満足できない方は、一度自分の内側を見つめ直してみてください。
その方が案外近道かもしれませんよ。
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