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PowerPointで魅せるスライド資料

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パワポの操作方法とともに、スライド資料の「魅せ方」も同時に解説。パワポも使えて魅力的な資料も作れる、そんなあなたに変身しよう!
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#プレゼン

Vol.15【アニメーションを付ける】

今回は、スライドを表示する際に、ページめくりだけではなく、ページ内の要素を順に出現させるアニメーションについて、設定方法を説明したします。 アニメーションのサンプル今回は次のようなアニメーションを付けてみます。 今回作成するアニメーションは以下の動きとします。 アニメーションを付けるメニューより[アニメーション]を選択します。 まずは最初に出現させるグラフを選択します。 選択すると、メニュー中のアニメーションが使用可能となります。 グラフは表示させる(アニメーショ

Vol.14【グラフを入れる(伝わる編)】

前回はグラフをかきましたが、スライドで詳しいグラフやグラフの数値を書いても正直、「誰も観ていません」 グラフを書いて見える化して「何を」説明したいのか、そこに焦点を当てて考えます。 サンプルのグラフたんす貯金のグラフ これは単純な足し算でしかない「運用利益はないんだよ!」ということを表現したい。 「面白味」のない貯蓄方法だということを表現したいので、あっさり目で表現してみました。 定期積立のグラフ これは「運用利益はでるけれど。。すごく少ないのよ」ということを表現した

No.9【スライドを作り出す】

構想が決まったら、いよいよパワポづくりです。 この時点で、「パワポ作るの面倒だなぁ」と思っている方は熱意が不足しています。再度、構成を組みなおしてください。誰に何を伝えたいのか?深堀しましょう。 この時点で、早く伝えたい!早くセミナーしたい!早くプレゼンしたい!という方、その気持ちを抑えずに突き進みます。 「文字だけスライド」を作る構成を考えるとスライド化したくなりますよね。 1枚1枚丹精に作っていると、全体像を見失ってしまう可能性が高いです。最初の方のページは綺麗に

No.8 【全体のストーリーを作る】~③ページネーション(構想)~

前回はこのようなシチュエーションでストーリーの粗削りを作成しました。 はたして、「これから始めたい」聞き手はこの流れで魅力を感じてもらえのか考えてみます。 聞き手の気持ちになって見直す「初めて投資をする人は、仕組みより元本割れのリスクを一番気にするなぁ」 「難しいと思っているだろうから、運用はほったらかしでいいことを伝えないとなぁ」 と、自分が初めてNISAするときに思ったことを思い出して、あれこれ考えてストーリーの順番を変更してみましょう。 これなら、受講者が聴いてい

No.7 【全体のストーリーを作る】~②ページネーション(構想)~

ページネーションを下書きする「だれ」に「なに」を伝えるかを決めたら、いよいよスライド資料の構成を考えます。ここでも聞き手の気持ちにそった構成とします。 はじめに必ず持ってくるのは、自己紹介です。 聞き手は、「この人の話を信用してよいのだろうか?」と不安いっぱいです。その不安を取り除いてあげましょう。 つぎに、今回の資料で何を伝えたいのかのゴールを示します。聞き手は「この時間で何を教えてくれるのかな?」と不安に思ってます。ゴールを示しておくことによって聞き手を迷子にさせない

No.6 【全体のストーリーを作る】~①「だれ」に「なに」を伝える~

No5までは、スライド全体の設定の仕方を説明しました。 スライド資料作りに表裏があるとすれば、表面はパワポを操作してデザインを考え一枚一枚を作る楽しい作業ですが、裏面は全体構成を考えスートリーを仕立て、聞き手に届くように何回も試行錯誤する苦しい作業です。 今回もパワポ技術から少し離れて、ストーリー仕立てについてお伝えしたいと思います。 スライド資料の書き出しって、どうしたらよいか戸惑いますよね。 伝える相手をイメージする「だれ」に「なに」を伝えたいのかを決定します。それ