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幼児の発達検査、どこを見てる?


さて、検査者は、どこを見ているでしょうか??w
知りたいでしょw

これも、以前お話したことの再掲です。

要は、検査の項目一つ一つの出来不出来に、
一喜一憂しなくても大丈夫!ということを
伝えたいのです。

大人は、これまで学校の試験をたくさん経験しているから、
ついつい成績モードになりやすい。

発達検査は、試験ではありません。
あくまで、
今の生活年齢の範囲で、どれくらい獲得しているものがあるか。
運動発達や、目で見る認知の発達、言葉の発達などなど、
いろんなジャンルの発達が、ある程度、同じように育ってきているか。

そして、それを今後の関わりのヒントにするためのものです。

そして、知的な発達が年齢相応だとしても、
生活のさまざまな側面で、スムーズにいかないタイプの子もいます。

1対1の個別場面だと落ち着ける子でも、
園の集団生活場面だと、刺激が多すぎて落ち着かず、持っている力を発揮しにくいというパターンも、よくあります。

全体的な発達のバランス、
場面による差、
今うまくいっていること、今困っていることは何か。

それらを総合的に考えることで、
これからの希望が見えてきます。

そう、なので私は検査の話題が好きなのですw

「〜の項目ができてなかった」
「〜の答えが間違っていた」
それだけを見て落ち込むのは、本当にもったいない。

そして、多くとも年に1回が検査の基準ですので、
検査の1ヶ月後に「(子どもの能力が)伸びたから、また検査して、成長を証明してください!」というニーズには答えられませんw
もしそんな数ヶ月ごとに検査をしているところがあれば、それは○○ですw

子どもの発達に関することで、不安になることはありません。
捉え方次第、視点次第で、
大きな希望が、そこに含まれています。
私はそれを掘り当てて、説明するのが得意ですw
お役に立てることがあれば、ぜひ。

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