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ポアロシリーズ

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2021年11月の記事一覧

最後まで手のひらの上で転がっていた

最後まで手のひらの上で転がっていた

ポアロシリーズ7作目『エッジウェア卿の死』

私にしてはえらくハイペースで読み進められていて、自分でも驚いている。
前作の邪悪の家と同じくポアロとヘイスティングズのコンビがメインとなるストーリーなので、馴染みやすかったというのが一番の理由かもしれない。スタイルズ荘、ゴルフ場殺人事件の頃はまだ探り探りだったが、このあたりで2人のキャラが定まってきたような印象を受ける。その分、お互いへの軽口も増えて小

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やっぱりこの2人でなきゃと思わせる一冊

やっぱりこの2人でなきゃと思わせる一冊

ポアロシリーズ6作目『邪悪の家』。

この作品もタイトルは知らなかった。ただ、家(館)というタイトルからは何となくミステリーの定番である館ものを想像させるなという印象。
ところが蓋をあけてみると、館の要素はそれほど感じられず、タイトルになるほどの存在感はない。それでも今回は読後の満足感が強かった。これはひとえに、私の大好きなあのコンビが復活していることにあるだろう。

※ネタバレは極力控えているの

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