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SLAMDUNKが好きだと叫びたい※ネタバレあり『THE FIRST SLAM DUNK』感想

『THE FIRST SLAM DUNK』の幕がついに切って落とされ彼等の試合が始まって、4回観に行きました。
スラムダンクは、私が子供の頃から大好きな作品で、漫画、アニメ共にずっと見てきた作品です。
因みに一番大好きな推しは今も昔も流川楓です。
今回、溢れ出る思いを纏めるために、長文感想書きました。

※思いっきりネタばれするから見たくあるない人はバックね!!

まずOP!湘北スタメンの5人が一人づつ鉛筆でスラスラと描かれこちらに歩いて来る。そしてついに来ましたラスボス・最強 山王!!上から見下ろすようなシチュエーションで登場し、仁王立ちする山王とそれに挑みかかるように走り出す湘北メンバー。
両校が対峙してからの試合開始。このOPの演出が最高でした。

そして、今回メインとなるのはりょーちんこと宮城リョータ。
最初は正直意外でした。でも、このストーリー展開、凄く良かったです。というか、リョータの過去とかバックボーンを知れば知るほど重い・・・これは重い・・・
父が亡くなり、兄 ソータと一緒に母を支えていこうと誓い合った矢先、その兄までも海の事故で亡くしてしまう・・・悲しみを忘れるかのように故郷の沖縄から神奈川に引っ越すけど、ソータを失った喪失感は大きくてお母さんともちょっぴりギクシャク・・・
りょーちん!君は何てものを背負っていたんだ・・・!😭
リョータは沖縄出身だったんだね。何か分かる気がする。しっくり来る。ソータの沖縄訛りが良かった。兄と一緒に一生懸命バスケするちびリョータ可愛かった(´ω`)髪の毛とかふわふわのくせっ毛で。ソータもバスケやっててかなりの腕前。

リョータの過去と山王戦が入り混じってストーリーが展開していく感じ(?)でした。

後は映画オリジナルというか、中学時代のリョータと三井が公園で出会っていたのはこれはちょっとびっくりしたけど美味しい設定だったのでは?リョータが中一、三井が中二。
中学時代のミッチー、やっぱり爽やかジャニ系バスケ少年って感じで可愛い(可愛い)雰囲気が「お兄ちゃん」って感じだった。ってか髪型は一年かけてあの中三から高一の頃のあの髪型に変わるんか🤔
ミッチー、めちゃくちゃイケボだったなぁ。台詞のちょっとした言い回しとか凄くカッコ良かったです。
ミッチーといえば、不良時代にこっそり湘北の試合を観に行ってたり、安西先生と鉢合わせしそうになって慌てて隠れたり、バスケ部に戻った時に深々と頭を下げる場面があって、今までありそうで無かった部分が掘り下げられていて個人的に良かったです。だってきっとあったと思うもん、そういうの。不良時代のミッチーとリョータが再会した時、お互い覚えてないんだね。・・・と思ったけど、ミッチーはともかく、リョータはミッチーの事気づいたのかな。だから1on1やろうぜって言ったのかな。ミッチー人相変わりすぎていて悲しい💦
リョータの入院は、原チャの事故って設定に変わったのびっくり😳あれか・・・コンプラ的な・・・
事故の後沖縄に少し帰って兄との思い出の場所へ行き今までの思いが溢れ出て泣き叫ぶリョータ。そこかららは少し吹っ切れたかのように練習に励むんだけど、インターハイの前日にお母さんに残した手紙に書きかけた一言が凄く悲しくててドキリとした。りょーちん!君そんな事頭の片隅で思いながら生きてたの😭結局それは捨てて書き直してたけど、捨ててくれて、ちゃんと前向きな内容になっていて良かった・・・あんな悲しい事言ったらお母さんと妹ちゃんと全国の君のファンが泣くんだぞりょーちん・・!😭

「かつて兄が挑み倒す事を夢見た最強 山王にリョータが挑む」
といった感じでした。

その試合描写!ツイートでも言ったんですが、ダッシュ、ドリブル、フェイント、パス、スティール、ブロック、ディフェンスの動き・・・試合の試合を見てるみたいでとにかく臨場感が凄かった。見応え充分でした。動きがめちゃくちゃカッコ良かったなぁ・・・!
ゾーンプレスのディフェンスとか、深津がリョータにかけるプレッシャーとか、身体も結構当たる感じがリアルだったし、自分まで圧迫感と恐怖感を感じるほど。なるほどこれか・・・これじゃなかなか突破できんわ💦と。リョータがそのプレスを突破するシーンの演出はスピード感あってカッコ良かったです!
ミッチーのスリーポイントのフォームの描き方なんかも綺麗だったなぁ。\みっちゃーん!/
山王、カッコ良かったなぁ。王者のオーラと風格がバシバシ伝わって来ました。
湘北を圧倒する猛攻は迫力あった。
後、終盤深津が呼びかけて円陣組む所とかもカッコ良かった!この時の深津カッコ良かったピョン。何気にこのシーン個人的に好きです。深津が何を言っていたのか知りたい。
円陣といえば、湘北メンバーが円陣組んた時にゴリがリョータに掛け声を言わせるのも次世代に繋ぐ感が出ていて良いシーンだったなぁ😌最初上手くいってなかったゴリとリョータの間に信頼関係が生まれてきたのも感動的。
後はなんと言ってもラストの無音の演出!!
なるほどそうなったかー!!と。花道と流川くんのハイタッチも大スクリーンで拝めて感無量でした。

後、全国前に沢北が個人練習中にお参りをして、その時にある言葉を言うんだけど、その言葉がとても大きな伏線になって後に沢北に返って来るのは凄いなぁと。「俺に必要な経験を下さい」「必要な経験」=「敗北」という経験。試合後泣き崩れる沢北の涙が・・・ここも追加されたシーンの中で印象深くて好きなシーンでしたね。
原作でめちゃくちゃ悔しそうな顔していたし、こーゆうのあっただろうなって。「負けた事があるというのがいつか大きな財産になるby堂本監督」んだよ沢北😭

試合後神奈川に帰って来たリョータとお母さんの海でのシーン、家族がちゃんと前を向けるようになったんだなって伝わって良かった。「背、伸びた?」って息子の腕にポンってして揺すって「おかえり」って言う所と照れるリョータは息子を抱きしめたいけど、照れくさくて出来ないお母さんと思春期の息子の微笑ましい空気感が出ていて良かった。
二人が並んでいる所、小柄なリョータだけど、お母さんと並ぶとやっぱり男の子なんだなぁって。

ラストでアメリカ行った沢北とリョータが対峙するのは意外なラストでした。原作読み込んだ人間としては欲を言えばアメリカ行った沢北と対峙するのは流川くんであって欲しかった・・・🥲んだけど、この物語のメインはリョータだし、「同学年」というのがキーワードになっているのかな。リョータの台詞で出ていたしね。流川くんもアメリカ行って腕を上げていると信じてます。

ここまで書いて、やっぱりめちゃくちゃ長文になった(笑)

最後に私の最推し、流川楓について語っていい?\いいよ〜/

いやー、我が最推しは25年経っても最高オブ最高でした。細かい所まで語り出すと変態チックになりドン引きされる気配を察知しているのですが、まず作画が最高。顔の描き方がめちゃくちゃ綺麗だった。マジ美男子。下まつ毛まで綺麗に描かれてたし、上目遣いに相手睨みつけるような目つきとかも最高。ブロックや沢北のプレイに驚いて目を見開く表情もGood。
試合前夜、沢北のポスターにグーパンする流川くんも良かったです。ここでちょっと思ったんだけど、リョータが流川くんに「話すの初めてだよな」みたいな事言ってたけどうそでしょ(笑)
後、個人的に後ろ髪とうなじにかかる髪の流れ方とうなじから肩にかけてのラインの描き方が好きでした。(変態でごめんね)
後モーションっていうのかな?ボール持って構えたり、そこからドリブルしたりダッシュしたり、ジャンプしてダンクに持ち込んだりする一連の動きの一つ一つがもうキレッキレで・・・走り方もカッコいいし。いや、本当にカッコ良かった。(語彙力)
今も昔も、流川くんのクールな中にある熱い闘志、熱い心が大好きだなって思いました。
25年経って大好きな最推し、流川楓のプレーを現代のCGのクオリティで大スクリーンで見れて感無量。大満足です。

SLAM DUNKはやっぱり私にとっては特別で大切な作品で、自分がいかに映画を楽しみにしていたのかを改めて感じ、大好きなこの作品を大スクリーンで見れる幸せを噛み締めている今日この頃です。
スクリーンで湘北メンバーにまた会えて嬉しかったなぁ。

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